生活

とりとめもなく

マタンゴとガス人間

2010年12月05日 20時49分59秒 | Weblog
今日はきのうの歩き疲れ&食い疲れを警戒していたが、それは杞憂に終わり朝スッキリ起きてお仕事へ。
仕事もヒマで体力消耗せず。
しかしあがってすぐに飛び出しで池袋へ向かう。今日はおスーと映画を観るのだ。
新文芸坐でいま特技監督・円谷英二特集上映をやってて今日は「マタンゴ」と「ガス人間第一号」の2本立です。
どちらも1960年代初期の、映画がモノクロからカラーになったくらいの時期の作品なのよ。古い~
「マタンゴ」は、東京からやってきたけっこうセレブな若者たちがヨットでバカンスを楽しんでいたところ嵐に遭遇し無人島(と思われる島)に漂着するという話。初めて観る映画ではあるが、きのこ的要素の強い話というのはうすらぼんやり知っていた。どうせきのこ食べてキノコになっちゃうんでしょ~と思っていたのだが、しかしなかなかキノコ化しない。なんかむずむずするわ・・・
知らない俳優さんばっかだったけど、追いつめられて狂って行きキノコになっちゃう過程を時間かけてやってて面白かったよ。唯一クレジットに知ってる名前「天本英世」があったのでいったいどこで出てくるのかなと思ってたけど全然わかんなかった。後で知ったところによると、もともと島にいたキノコ人間がそうだったらしい。そんなのわかるわけなかろう
いろいろ面白かったな~
好きなセリフ
「あいつら半分キノコだよ

さて二本目は「ガス人間第一号」です(とても詳しく解説されてるかたがいたのでこちらを参照してください)
こっちは全然知らない映画だけど私が大好きな女優さんの八千草薫さんが出てるというので楽しみにしていた。
謎の銀行強盗事件が続き犯人がけむりのように消えてしまう。捜査の途中で浮かび上がったのが、日本舞踊の春日流家元、春日藤千代(八千草さんです)である。弟子が続々と独立してかつてのにぎわいを失った春日流。台所事情は火の車と思われたが、最近どうやら金の出入りが激しい様子。怪しい。というわけで追跡するうち、図書館司書の水野という男(マタンゴにも出ていた土屋嘉男さんというひと)と良い仲である様子。そこで今度はこの水野という男が怪しいということになるのだが・・・
この水野が人体実験の犠牲者・ガス人間なのだが、精神統一によりガスになったり実体化したりできるみたい。もわわ~んとガスになったときは着ていた服が人型のままそこにポトリと残るのだ。この特技(?)をつかって銀行の金庫に入ったりしてたのだ。ということは、金庫の近くに服が落ちてなかったってことは、家からずっと裸で行ったの??ついうっかり精神統一してしまったときは全裸で人目にさらされてしまうではないか・・・危険だ。ずっとぽや~んとした気分のまま銀行まで行って大金を盗まなきゃいけないなんて大変だな~。
このときのモワモワした映像なんかが当時最先端の特撮技術なのだろう。今となればちゃちーけど、当時お年寄りがこれを観たら気絶しちゃうかもしれないくらいの新しさだったのね・・・
ところで若き日の八千草さんなのですが、これがまあ・・・お綺麗で、可愛くて、たまご肌で、もうため息がでちゃうわよ。そのままお年をめして、その面影を残して、いまも素敵なおばあちゃまなのだわね~。
こちらもいろいろ面白かった。
帰りは混雑する池袋を脱出、徒歩で目白まで行ってマクドナルド食べてから帰った。今日もたくさん歩いた
コメント
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