今日はお休みだった。
以前ママが行きたいと言ってた江戸博の特別展「昭和の家族 きずな」を観に行ってきました。
まずおもに昭和30年代の東京の風景写真に文章がつけられたもの、次に阿部朱美さんという人形作家さんの創作人形とそれに合わせて書かれた谷川俊太郎さんの詩が展示されている。
人形は、独学で始めたというだけあって、すごく細かいとか技術が感じられるというわけではないのだが、素朴でありながらも動きや表情が豊かでヨカッタです。だいたいが家族や友達がモチーフの作品なので、田舎や昔を知らない私にも懐かしく感じられた。
そしてママはこの作家さんと同い年なので人形を観て、その場面に自身もいたことがあるのだろう、観ながら懐かしさのあまりエヘングスンと泣いていた。
昔の東京の市井の写真(紙芝居のおじさんとか)を観ては懐かしいと言い、開業当時の東京タワーのパンフレットを観ては「これ知ってる!」と言い、戦後の東京はママの人生そのものなんだなあと思った。
江戸博近くのサンエトワールの両国あんパン、何にでも地名をつければ名物っぽくなると思ったら大間違いよ!と思いながら買ったけどあんことクリームが入ってて美味しかった。
でも「両」の一文字を見ると、両国よりも両津勘吉を連想してしまうのは私だけだろか?こち亀おそるべし・・・