生活

とりとめもなく

脳裏をよぎる

2012年03月16日 17時00分25秒 | Weblog
最近また地震多いね。
あの頃を思い出してしまう程度にちょいちょいゆれる。

最近までこれ読んでた↓

三浦しをん「月魚」
古書店主と、その幼馴染でこちらも古書の仲買みたいなのをやってるという若い二人の男の話で古書にまつわる話をベースになんだかこれはボーイズラブだなあ。面白かったけど、これはボーイズラブだなあ。
その次が

三島由紀夫「複雑な彼」
これはあの「塀の中の懲りない面々」の作家安部譲二の若い頃をモデルにした恋愛小説なんですね~
主人公の宮城譲二は16歳くらいからヤクザの構成員になったりいろいろ悪さをしてたがなんやかんやあって保釈中にNALという航空会社でスチュワードになって、そこでヒロインと出会うという設定なのだが、実際安部譲二も執行猶予中にヤクザのままANAのパーサーをやってたらしい。なんかのんきな時代だなあ・・・
たぶん昭和40年代だね、だって三島由紀夫が40歳のときのだからね。でも全然古臭さがない。洒落てるわよー
そしてもしこれが本当にありのままの安部譲二なのだとしたらあのおっさんカッコいいよね~つぶれたみたいな顔してるけど。
そしてこれ田宮二郎主演で映画化されたんだって。田宮二郎って!二枚目の代名詞のような人がなんで安部譲二役なんだ。
のんびりした時代の感じも面白かったです。
コメント
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