生活

とりとめもなく

雑司が谷

2012年03月19日 20時21分08秒 | Weblog
今日はお休みをとって、おスーを誘い映画を観に行った。池袋の新文芸坐というところへ。
いまやってるのは木村威夫特集上映で今日は「蒸発旅日記」と「帝都物語」です。おスーが以前帝都物語観たいと言ってたし私も観たかったのだ。
そういうわけで朝も早くから待ち合わせて観た。1本目はつげ義春原作で山田勇男というひとが監督の映画「蒸発旅日記」で、これはまったく興味がなかったけど今まで目当ての映画の抱き合わせで観て気に入った作品というのもたくさんあるし新しい出会いを期待して観たのだが、まったくわけわからんかった。というか、一応ちゃんとしたストーリーはあるのだが観ても観なくても一緒というかとにかく睡魔との闘いで1時間半を過ごしたのであった。
2本目は期待の「帝都物語」です。実相時昭雄監督だった!知らなかったな・・・
これは荒俣宏先生の原作を映像化したもので、ものすごく豪華キャストでセットにもお金がかかってそうだし面白かった。何がどう面白かったのかというといまひとつちゃんとした説明はできませんが~
だって勝新太郎とか平幹二朗とか大滝秀治とか西村晃とか宍戸錠といった錚々たる面々。石田純一とか原田美枝子さんなんかまだ若手で、島田久作は新人だ。石田純一が役者として映画に出てるの観るの初めてだなあ・・・
平将門の怨霊によって帝都を壊滅させようとする魔人・加藤保憲とあらゆる手段でそれを阻止しようとする人間たちの長い戦いを描いております。派手さでねじふせられて正直なんかよくわかんないけど面白かった。
「帝都物語は良かったね~蒸発旅日記は意味不明だけど・・・」なんて言いながらこの後用事のあるおスーを駅まで送り、私はひとりで雑司ヶ谷までブラブラ歩いて行った。高校生のときに夏目漱石の「こころ」という小説にこの地名が出てきたので知った「ぞうしがや」という響きが好きだ。
今日は赤丸ベーカリーに「赤丸ラスク」を買いにきました。ごくごく普通の家族経営の街のパン屋さんなのだが手みやげの本とかにたまに載ってるのでなんだかとても気になっていて、たくさん買ってしまった。私はけっこういろいろなシャレたラスクたちを食べてきましたが、この赤丸ラスクはそういったシャレ感はなく、普通のおいしい昔ながらのラスクでした。
お店まで池袋から歩いてきたのだが、もっとがんばって目白駅を通り過ぎ高田馬場駅まで歩いてみた。たくさん歩いた。
コメント
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