今日はお休みだから久しぶりに北千住へ行ってきました。
半蔵門線と東武伊勢崎線が繋がって以来、千住は近くなりにけり。かつてイトの家に遊びに行ってた中学生時代は都営新宿線と営団地下鉄(現在の東京メトロです)千代田線を乗り継いで行ったものだ…
北千住のルミネのレストランフロアにあるSUNNY DINERでお昼ごはんにしました。かれこれこのお店は5年ぶりのようです。
アボカドチーズバーガーにしました。
なんか…前と違うパンになってた。もっとゴマがびっしり付いてた気がするんだけど。それにスカスカになってる気がする。
お店のやり方が以前と変わったのか、私が近頃美味しいバーガーを食べ過ぎてしまってるのかはわからんが、なんか肩すかしみたいな気分になった。
お腹いっぱいになったのでその後は芸術センターへー
ブルースタジオでは年がら年中古い映画がかかてるので、たまに観にきます。今やってるのは「幕末太陽傳」という1957年の映画で、川島雄三監督、主演はフランキー堺さんです。
内容の説明はめんどくさいのでいつもお世話になっているMovieWalkerから引用↓
「飢える魂」の川島雄三が、「風船」の今村昌平、田中啓一の協力を得て書いたオリジナルシナリオを自ら監督した、川島雄三としては初の時代劇。撮影は「青春の抗議」の高村倉太郎。主演は、「倖せは俺等のねがい」のフランキー堺、「勝利者」の南田洋子、「今日のいのち」の石原裕次郎、「マダム」の左幸子。ほかに芦川いづみ、岡田眞澄、市村俊幸、金子信雄、藤山泰司ら。
頃は幕末--ここ品川宿の遊女屋相模屋に登楼したのは佐平次の一行。さんざ遊んだ挙句に懐は無一文。怒った楼主伝兵衛は佐平次を行燈部屋に追払った。ところがこの男黙って居残りをする代物ではない。いつの間にやら玄関へ飛び出して番頭みたいな仕事を始めたが、その要領のよいこと。売れっ妓こはるの部屋に入浸って勘定がたまる一方の攘夷の志士高杉晋作たちから、そのカタをとって来たり、親子して同じこはるに通い続けたのがばれての親子喧嘩もうまく納めるといった具合。しかもその度に御祝儀を頂戴して懐を温める抜け目のない佐平次であった。この図々しい居残りが数日続くうちに、仕立物まで上手にする彼の器用さは、女郎こはるとおそめをいかれさせてしまった。かくて佐平次は二人の女からロ説かれる仕儀となった。ところが佐平次はこんな二人に目もくれずに大奮闘。女中おひさにほれた相模屋の太陽息子徳三郎は、おひさとの仲の橋渡しを佐平次に頼んだ。佐平次はこれを手数料十両で引受けた。あくまでちゃっかりしている佐平次は、こはるの部屋の高杉らに着目。彼らが御殿山英国公使館の焼打ちを謀っていることを知ると、御殿山工事場に出入りしている大工に異人館の地図を作らせ、これを高杉らに渡してまたまた儲けた。その上焼打ちの舟に、徳三郎とおひさを便乗させることも忘れなかった。その夜、御殿山に火が上った。この事件のすきに、ここらが引上げ時としこたま儲けた佐平次は旅支度。そこへこはるの客杢兵衛大尽が、こはるがいないと大騒ぎ。佐平次は、こはるは急死したと誤魔化してその場を繕い、翌朝早く旅支度して表に出ると、こはいかに杢兵衛が待ち構えていてこはるの墓に案内しろという。これも居残り稼業最後の稼ぎと、彼は杢兵衛から祝儀をもらうと、近くの墓地でいいかげんの石塔をこはるの墓と教えた。杢兵衛一心に拝んでいたが、ふと顔をあげるとこれが子供の戒名。欺されたと真赤になって怒る大尽を尻目に、佐平次は振分けかついで東海道の松並木を韋駄天走りに駈け去って行った。
というお話です。
これは映画のオールタイムベストテンにも入っちゃうような人気作品らしいんだけど、始まってすぐなんだか嫌な予感がした…
主役の佐平次ほか登場人物はすべて江戸弁がきつく早口でまくしたてるので何を言ってるかよくわからんし、ヒロインというべきこはるとおそめという二人の花魁はキンキン声で頭が痛くなっちゃうほどだし、そして白黒映画なのでいまひとつ何がおきてるのか、だいたいのところしかわかんない。野暮なこと云って申し訳ないが、日本映画だけどそのまま字幕付けてほしいくらいだった。でもなんとなく面白いのはわかる。フランキー堺さんがすごく良いのもわかる。シナリオ本かなんかがあったらそれを読んで、それからみたらきっともっと面白いんだろうなー
フランキー堺さんは実際にはかなりの晩年のことしかぞんじあげない。高校生のときじゅんちゃんと放課後に新宿まで行って、今は亡き映画館で「写楽」という真田広之主演の映画を観たが、フランキー堺さんはそのときに蔦屋重三郎役で出ていたという記憶しかないのだ。ホントは写楽の役をやりたかったみたいだが、年が年なので蔦重になった。「写楽」観て追分だんご食べて帰るという今以上に年寄りめいた高校時代の思い出である。
またもう一度落ち着いて観てみたいな、幕末太陽傳も、写楽も。
蔦屋というえばそういえば、帰りにTSUTAYAに寄った(芸術センター来る時は必ず寄ってしまう)んだけど、1階にベーカリーカフェができてんの!
いい感じのお店なのに写真がうまく撮れてなくて申し訳ない。
R bakerというお店で、TSUTAYA系列で、東京初出店がここ千住みたいです。wi-fi freeだっていうから入ったんだけど、やたら遅くて結局つながらなかった。でもまあ感じのいいお店で、千住という土地柄のせいかジジババも普通に利用してて、パンも美味しくてよかった。
パン二つ(どっちもウマい!)とコーヒーで、450円って安過ぎでしょ!?
コーヒーはショートサイズなら100円なんすよ。しかも4種のなかから選べる(マイルドとか、アイスとか)。写真上の、 ブルーチーズとハチミツのデニッシュ美味しかった。もうひとつのやつ、ナントカ酵母のモチモチなんとかってやつ(なんだそれ)も美味しかった。また来たいっす。
北千住満喫。
半蔵門線と東武伊勢崎線が繋がって以来、千住は近くなりにけり。かつてイトの家に遊びに行ってた中学生時代は都営新宿線と営団地下鉄(現在の東京メトロです)千代田線を乗り継いで行ったものだ…
北千住のルミネのレストランフロアにあるSUNNY DINERでお昼ごはんにしました。かれこれこのお店は5年ぶりのようです。
アボカドチーズバーガーにしました。
なんか…前と違うパンになってた。もっとゴマがびっしり付いてた気がするんだけど。それにスカスカになってる気がする。
お店のやり方が以前と変わったのか、私が近頃美味しいバーガーを食べ過ぎてしまってるのかはわからんが、なんか肩すかしみたいな気分になった。
お腹いっぱいになったのでその後は芸術センターへー
ブルースタジオでは年がら年中古い映画がかかてるので、たまに観にきます。今やってるのは「幕末太陽傳」という1957年の映画で、川島雄三監督、主演はフランキー堺さんです。
内容の説明はめんどくさいのでいつもお世話になっているMovieWalkerから引用↓
「飢える魂」の川島雄三が、「風船」の今村昌平、田中啓一の協力を得て書いたオリジナルシナリオを自ら監督した、川島雄三としては初の時代劇。撮影は「青春の抗議」の高村倉太郎。主演は、「倖せは俺等のねがい」のフランキー堺、「勝利者」の南田洋子、「今日のいのち」の石原裕次郎、「マダム」の左幸子。ほかに芦川いづみ、岡田眞澄、市村俊幸、金子信雄、藤山泰司ら。
頃は幕末--ここ品川宿の遊女屋相模屋に登楼したのは佐平次の一行。さんざ遊んだ挙句に懐は無一文。怒った楼主伝兵衛は佐平次を行燈部屋に追払った。ところがこの男黙って居残りをする代物ではない。いつの間にやら玄関へ飛び出して番頭みたいな仕事を始めたが、その要領のよいこと。売れっ妓こはるの部屋に入浸って勘定がたまる一方の攘夷の志士高杉晋作たちから、そのカタをとって来たり、親子して同じこはるに通い続けたのがばれての親子喧嘩もうまく納めるといった具合。しかもその度に御祝儀を頂戴して懐を温める抜け目のない佐平次であった。この図々しい居残りが数日続くうちに、仕立物まで上手にする彼の器用さは、女郎こはるとおそめをいかれさせてしまった。かくて佐平次は二人の女からロ説かれる仕儀となった。ところが佐平次はこんな二人に目もくれずに大奮闘。女中おひさにほれた相模屋の太陽息子徳三郎は、おひさとの仲の橋渡しを佐平次に頼んだ。佐平次はこれを手数料十両で引受けた。あくまでちゃっかりしている佐平次は、こはるの部屋の高杉らに着目。彼らが御殿山英国公使館の焼打ちを謀っていることを知ると、御殿山工事場に出入りしている大工に異人館の地図を作らせ、これを高杉らに渡してまたまた儲けた。その上焼打ちの舟に、徳三郎とおひさを便乗させることも忘れなかった。その夜、御殿山に火が上った。この事件のすきに、ここらが引上げ時としこたま儲けた佐平次は旅支度。そこへこはるの客杢兵衛大尽が、こはるがいないと大騒ぎ。佐平次は、こはるは急死したと誤魔化してその場を繕い、翌朝早く旅支度して表に出ると、こはいかに杢兵衛が待ち構えていてこはるの墓に案内しろという。これも居残り稼業最後の稼ぎと、彼は杢兵衛から祝儀をもらうと、近くの墓地でいいかげんの石塔をこはるの墓と教えた。杢兵衛一心に拝んでいたが、ふと顔をあげるとこれが子供の戒名。欺されたと真赤になって怒る大尽を尻目に、佐平次は振分けかついで東海道の松並木を韋駄天走りに駈け去って行った。
というお話です。
これは映画のオールタイムベストテンにも入っちゃうような人気作品らしいんだけど、始まってすぐなんだか嫌な予感がした…
主役の佐平次ほか登場人物はすべて江戸弁がきつく早口でまくしたてるので何を言ってるかよくわからんし、ヒロインというべきこはるとおそめという二人の花魁はキンキン声で頭が痛くなっちゃうほどだし、そして白黒映画なのでいまひとつ何がおきてるのか、だいたいのところしかわかんない。野暮なこと云って申し訳ないが、日本映画だけどそのまま字幕付けてほしいくらいだった。でもなんとなく面白いのはわかる。フランキー堺さんがすごく良いのもわかる。シナリオ本かなんかがあったらそれを読んで、それからみたらきっともっと面白いんだろうなー
フランキー堺さんは実際にはかなりの晩年のことしかぞんじあげない。高校生のときじゅんちゃんと放課後に新宿まで行って、今は亡き映画館で「写楽」という真田広之主演の映画を観たが、フランキー堺さんはそのときに蔦屋重三郎役で出ていたという記憶しかないのだ。ホントは写楽の役をやりたかったみたいだが、年が年なので蔦重になった。「写楽」観て追分だんご食べて帰るという今以上に年寄りめいた高校時代の思い出である。
またもう一度落ち着いて観てみたいな、幕末太陽傳も、写楽も。
蔦屋というえばそういえば、帰りにTSUTAYAに寄った(芸術センター来る時は必ず寄ってしまう)んだけど、1階にベーカリーカフェができてんの!
いい感じのお店なのに写真がうまく撮れてなくて申し訳ない。
R bakerというお店で、TSUTAYA系列で、東京初出店がここ千住みたいです。wi-fi freeだっていうから入ったんだけど、やたら遅くて結局つながらなかった。でもまあ感じのいいお店で、千住という土地柄のせいかジジババも普通に利用してて、パンも美味しくてよかった。
パン二つ(どっちもウマい!)とコーヒーで、450円って安過ぎでしょ!?
コーヒーはショートサイズなら100円なんすよ。しかも4種のなかから選べる(マイルドとか、アイスとか)。写真上の、 ブルーチーズとハチミツのデニッシュ美味しかった。もうひとつのやつ、ナントカ酵母のモチモチなんとかってやつ(なんだそれ)も美味しかった。また来たいっす。
北千住満喫。