生活

とりとめもなく

64前編

2016年05月11日 23時42分49秒 | 映画
今日は仕事がお昼までだったからその後映画を観に市川コルトンプラザへー
横山秀夫原作、瀬々敬久監督の「64 ロクヨン 前編」を観ました。

これ原作の小説、どえらい傑作なんですわ。
去年の初夏の頃に読んだが、そのちょっと前にNHKで連続ドラマ化されててそれもちょっと観たんだよね。そっちは主演の三上広報官の役ピエール瀧さんだったんですが今回の映画では佐藤浩市さんが主演をはることになった。これにはちょっと不満があった。
内容の説明はめんどくさいのでいつもお世話になっているMovieWalkerから引用させていただきます↓

横山秀夫のベストセラーを前後編の2部作として映画化したミステリーの前編。わずか7日間しかなかった昭和64年に発生し、未だ未解決となっている少女誘拐殺人事件の解明に挑む刑事と、彼を取り巻く人々のドラマが描かれる。佐藤浩市が事件解決に挑む刑事の三上を演じるほか、対立する記者に瑛太など、ベテランから若手まで実力派が勢ぞろいした力作。
7日間で幕を閉じた昭和最後の年、昭和64年。そのわずかな間に少女誘拐殺人事件が発生。それは刑事部で“ロクヨン”と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点を残し14年が過ぎ去った……。時効まであと1年と迫る平成14年。当時“ロクヨン”の捜査にあたった刑事・三上義信(佐藤浩市)は、警務部広報室に広報官として異動する。三上は時効が迫ったロクヨン解決のために動き出すが、そこに巨大な壁が立ちはだかる。記者クラブとの確執、キャリア上司との対立、刑事部と警務部の軋轢……。そんななか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生する……。

っていう映画でした。
そもそもこの三上という主人公はすれ違った人が二度見するほどの醜男という設定なのでNHK版のピエールさんというキャスティングにはなかなかの説得力を感じたんですよ(別にピエールさん醜男じゃないけど)。でも、映画だからって、佐藤浩市がやるの、おかしいよーと思ったんです。でも有無を言わせぬ演技力でそんなことはどうでもよくなった。まあ三上が醜男というくだりは映画の中ではなかったしね…
NHK版よりも緊張感があって、やはりそれは佐藤浩市の演技力のせいだと思った。NHKのキャスティングはかなり気に入ってて三上役のピエールさんはもちろん広報室の3人(新井浩文、山本美月、永岡卓也)とか自宅班の刑事たち(きたろう、高橋和也、萩原聖人)なんかは本当に良かったので、あっちのキャストのまま映画になって欲しかったなあーなんて思っちゃったりしたんだが…

↑これはNHK版の広報室の連中
美雲役の山本美月ちゃんがほんとにもー可愛くてねえー夢中になってしまいますよ…秋川の気持ちもよくわかるよ…いけすかない記者の秋川役は、NHKでは

永山絢斗(瑛太の弟)だったが、劇場版では

瑛太だった。なんだこれは。やはり劇場版のほうが格上ってこと?

劇場版の広報室の連中(綾野剛と榮倉奈々ちゃんと金井勇太)も悪くないが、新井浩文の諏訪には及ばない!断じて!
なーんて偉そうなこと言ってるけど私まだドラマは3話までしか観てないっす。ちょうど映画の前編と、ドラマの3話ぶんが同じだよ。小説読んじゃってるから犯人はいったい誰だ!みたいなハラハラ感は無いかと思いきや、かなりの緊張感を持って観てます。面白いっす。早く後編観たいっす。
コメント
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