生活

とりとめもなく

佐藤泰志で2本

2021年05月23日 23時32分57秒 | 映画
以前函館に行った際に函館市文学館という施設で佐藤泰志さんという作家に興味をもち、最近になって映画化が続いているから、当時すでに観ていた「オーバー・フェンス」以外も観てみたいなあと思ってたんだけど、観てみました。
とりあえず2010年公開の「海炭市叙景

それぞれの人物が海炭市(という架空の名だが、函館である)を舞台にちょっとずつ重なり合うオムニバス形式の映画だ。
監督は熊切和嘉さん
Yahoo映画から引用しますと↓

5度芥川賞候補に挙がりながら、41歳で自殺した作家・佐藤泰志の遺作を映画化したオムニバス・ストーリー。北海道・函館をモデルにした架空の地方都市を舞台に、さまざまな事情を抱えた人々が必死に生きる姿を描く。監督は『ノン子36歳(家事手伝い)』の熊切和嘉。『アウトレイジ』の加瀬亮、『おにいちゃんのハナビ』の谷村美月、『春との旅』の小林薫らが出演する。リアルな人間ドラマとオール函館ロケによる映像に注目だ。

北国の小さな町・海炭市の冬。造船所では大規模なリストラが行われ、職を失った颯太(竹原ピストル)は、妹の帆波(谷村美月)と二人で初日の出を見るため山に登ることに……。一方、家業のガス屋を継いだ晴夫(加瀬亮)は、事業がうまくいかず日々いら立ちを募らせていた。そんな中、彼は息子の顔に殴られたようなアザを発見する。


というお話です。
そうそう、とくにここがスゴイ!見どころ!というのは無いけど、リアルな人間ドラマ。
函館が好きということもあって興味深いし面白いんだけど、ハリウッド映画が好きな人には決しておすすめしない。
第一章みたいな、竹原ピストルさんと谷村美月ちゃんの部分が好きかなー

そして2本目

ずっと気になってはいたが、なんかもう、観るの絶対しんどそう…観たいけど観たくない…という謎の感じでここまできたがついに観た。

『海炭市叙景』の原作者、佐藤泰志の三島由紀夫賞候補となった小説を基に、北海道函館を舞台に生きる場所のない男女の出会いを描くラブストーリー。仕事を失った男がバラックに住む女と出会い、家族のために必死な彼女をいちずに愛し続ける姿を描く。主演は、『シャニダールの花』などの綾野剛。主人公と惹(ひ)かれ合うヒロインを、池脇千鶴が演じる。メガホンを取るのは、『オカンの嫁入り』などの呉美保。美しい函館を背景につづられる、男女の愛の軌跡と人生の過程が心に突き刺さる。

仕事を辞めて何もせずに生活していた達夫(綾野剛)は、パチンコ屋で気が荒いもののフレンドリーな青年、拓児(菅田将暉)と出会う。拓児の住むバラックには、寝たきりの父親、かいがいしく世話をする母親、そして姉の千夏(池脇千鶴)がいた。達夫と千夏は互いに思い合うようになり、ついに二人は結ばれる。ところがある日、達夫は千夏の衝撃的な事実を知り……。


思ってたほどイヤーな気持ちになることもなかった。役者がみんなうまいのだろう。この時期の綾野剛めちゃくちゃかっこいいな…(見た目が)
池脇千鶴さんはなんかもう、ポヤーッとした女の役(きらきら眼鏡とか舟を編むとか男はつらいよおかえり寅さんとか)もやるし、こういう背負うもの多すぎる女の役もやれる、私はこんな感情になったことないが、それがわかるという、なんかスゴイ演技なんだわ。
観て良かったよ…

もうあと何本か函館の映画観ていこと思います。

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