生活

とりとめもなく

オッペンハイマー

2024年04月02日 23時59分00秒 | 映画
昨日観た映画
「オッペンハイマー」
クリストファー・ノーラン監督の新作てす。

去年あたりにこのタイトルを知ったときに「マンハッタン計画のオッペンハイマーかな?」と思ったんだけど私はこの時すごい勘違いをしていた。以前から「マンハッタン計画のオッペンハイマー」という言葉だけ知っていて、てっきりオッペンハイマーさんは「マンハッタン島の都市計画を実現させた人」と勝手に思い込んでいたんですね。だからクリストファー・ノーランの新作が「原爆の父・オッペンハイマー」と聞いて、私の知ってるオッペンハイマーさんとは別人なのか…と思ったのです。
そしたらそのマンハッタン計画というのがまさに原爆の開発・製造のプロジェクトのことで、私が思っていたオッペンハイマーと同一人物だったんですね。マンハッタン計画は都市開発計画ではなかったというだけで。
原爆がからむとなかなか難しいではないですか。それに対する感情・感覚的に「日本人と、それ以外」という構図になっちゃいますでしょう。なんか観るの怖かった。
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用させていただきます。

原子爆弾の開発に成功し、「原爆の父」と呼ばれた物理学者ロバート・オッペンハイマーの知られざる人生を描いた歴史ドラマ。『インセプション』のクリストファー・ノーランがメガホンをとり、『ダークナイト』のキリアン・マーフィーがオッペンハイマー、「クワイエット・プレイス」のエミリー・ブラントが妻のキティ・オッペンハイマー、そしてロバート・ダウニー・Jr.がアメリカ原子力委員会の委員長ルイス・ストローズを演じる。
第二次世界大戦下のアメリカ。極秘に立ち上げられたプロジェクト“マンハッタン計画”に参加したJ・ロバート・オッペンハイマー(キリアン・マーフィー)は、優秀な科学者たちを率いて世界初の原子爆弾を開発する。しかし、原爆が実戦で投下され、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩する。その後、冷戦や赤狩りなど、激動の時代の波に飲み込まれていく……。

というお話です。3時間も観たよ…疲れた。
すごく淡々としていた、事実だけというか。アメリカってアメリカが絶対的に正義っていう国だからとにかくアメリカを正当化して美化したようなオッペンハイマーバンザイみたいな話になってんのかなと思ってたらそうでなくて、ヒーロー的にはまったく描かれてなくて、とにかく淡々としていた。面白いとか面白くないとかという問題ではなかった。
それにしても、日本では戦時中あんなにあんなにひどい生活をしていたのにアメリカ本土ではとくに変わりない(ように見える普通の)生活をしているんですね。
いつかまたもう1回観たいとは思うけど疲れるしなんとも言えない気持ちになるし、でもまたいつか観てしまうと思う。役者がほんとうにすごいねからね…

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