散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

メモ

2018-11-16 17:22:09 | 移動記録
10月19日―11月6日


スイス経由で日本帰国。
もともと飛行機に乗るのはあまり好きではない。それがますます億劫になってきたのを感じる。
成田に着くと、寝不足の脳味噌はすぐさま本日休業の看板を掲げ、心はどこか遠くに置き忘れてきてしまったようで、無感覚になっている。

それでも携帯電話に入れたマップを頼りに移動開始。神田の小さなホテルに向かった。
(10月はじめに仕事でミュンヘンに出かけたときもGマップをお供に移動したがバッテリーが勢い良く食われて心細く、夜道で冷や汗をかく経験をしたので、外付けバッテリーを携帯することを今回は忘れなかった)

まず今回の帰国理由の一つである父母の法事だった。勤めを果たした後は連れ合いの家族を訪ねたり友人を訪ねた。もう一つ帰国理由は3人展で、そのために京都に向かった。

東京駅で駅弁を買う。日本中の駅弁が所狭しと並んだ店内はまるで万華鏡の中に放り込まれたようで、加えてあふれかえる客にもまれ、私は
人の渦の中で途方にくれつつも一つを選び、「選ばなかった駅弁」に後ろ髪を引かれつつ暖かいお茶も手に入れて新幹線に乗り込んだ。



京都に到着して、直ぐその足で念願の広隆寺の弥勒菩薩半跏像に会い、仁和寺では運良くも初めて一般公開された五大明王の壁画を見る機会を得た。
すっかり満ちたりて宿に向かったが、その後宿を探すのに手間取ったり、配送センター止めで東京から送ってあった荷物を引き取ったり、冷や汗をかいたりの後、無地に友人との再会し、第一日目が終わった。

翌日は展覧会場である法然院の講堂へ向かった。三人の作品を広げ、話し合いながらスリリングでありながらも楽しく、良い展示が出来上がった。

そして新しい出会いあり、懐かしい友人との再会もあり、特別な思い出深い京都滞在となった。

京都から大阪に向かい、そしてドイツへ。
(この経過にも あっと驚く事態が起こりぎりぎりまで出来事満載の旅だった。その所為かどうかは知らないが帰宅後一週間たってなお、時差ぼけに悩んでいる)



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広隆寺
仁和寺
神護寺
高山寺
東山慈照寺
法然院
安楽寺
南禅寺
禅林寺
三十三間堂
六波羅蜜時
六道珍皇寺
平安神宮
御辰稲荷神社
八坂神社

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