平成18年3月8日(木) 夜12時すぎ
今日のブログは堅苦しい・・・
先日送ってきた本に厚生省が打ち出した運動基準なるものが、書かれていました。簡単にまとめると次のとおりです。
厚生労働省は、「運動所要量・指針の策定検討会」において、生活習慣病対策の一環として『健康づくりのための運動基準』の案をまとめました。国民に分かり易く、運動量の目安を示し、生活習慣病に伴う医療費抑制が目的のようです。
2.運動基準
1)従来との違い
運動量の目安は、過去にも作られていましたが、一般国民には馴染めずに普及しませんでした。今回は、徒歩や掃除などの日常的な活動に関しても数値化することで、国民に浸透る工夫。
2)基準値設定
運動や日常の身体活動約100種類の最大酸素摂取量をもとに基準値を設定しています。
3)予防効果
特別な激しい運動をしなくても、日常的な活動を続けるだけでも生活習慣病を予防できるという考えです。それを医療予算が少なくなった厚生労働省が指導しようというわけです。
軽い身体運動を1日1時間ほどすれば、週1回の適度な運動と同じ程度の予防効果があるということを示しているようです。
3.生活習慣病防止の運動目安
1)日常生活とスポーツの比較
■ 歩く:1日8千~1万歩(66分) ■ジョキング :週1回・35分
■ 床拭き1日66分 ■テニス :週1回・35分
■ 洗車 1日66分 ■水泳:週1回・40分
チャチャを入れるようですが、
■床ふき66分 家ぴかぴかです。テニス35分の方が楽しい
■洗車66分 手がふやけます。水泳のが楽そうです。
ヤッパリ日常より 運動のほうが楽そうだと思うのは私だけだろうか?
家事の嫌いな私でした。
2)身体活動量
体重が約60kgの人の場合、週当たり約1,450kcalのエネルギー消費に相当する歩行を1日に1時間、約1万歩行うことを基準値にしています。
平均的に歩く毎日1時間は歩くべきだということでしょう。
3)運動強度
運動の種類によって強弱があるため、運動の量を最大酸素摂取量を基にした「運動強度」で示してあります。
「安静1時間」を1.0とし、生活習慣病予防には日常生活で約3.0の活動を1日1時間か、4.0の運動を1週間に1時間行うことが必要など、具体的な基準値を示しています。
4.1時間当たりの運動強度
●子供や動物を連れた程度の散歩:3.0
●床磨きや風呂掃除:3.8
●子どもや動物と活発に遊ぶ:5.0
●スコップでの雪かき:6.0
など
2)スポーツ
●水中での柔軟体操:4.0
●ジョギングやスキー:7.0
●クロールでゆっくり泳ぐ:8.0
●柔道やラグビー:10.0
以下はMETを記載しておきます。1分間の代謝エネルギーです。
ココで1メッツ=約1キロカロリーです。(60キロの場合)
当然代謝年齢や体重により変わりますが、ややこしい計算なのでパスと思ったのですが
エネルギー消費量=METs・時×体重(㎏)×1,05
0・9 メッツ 睡眠
1メッツ テレビ・鑑賞・車に乗る
1,3メッツ 入浴、食事、運転
1,8メッツ デスクワーク 勉強
2メッツ 洗濯物をしまう、洗う、着替え
2,3メッツ 皿洗い アイロンがけ
2,5メッツ 掃除(ゴミ捨て 子供の世話、ストレッチ、ヨガ
3メッツ 自転車(軽い運動)階段をおりる 介護 とても軽い活動
3,5メッツ モップかけ 掃除機
4メッツ アクアビックス 水中体操
4,5メッツゴフル
5,5メッツ 自転車100WATTs
6メッツ 家具、家財道具の移動 運搬 バスケ
7メッツ ジョキング サッカー テニス 水泳 背泳 スケート スキー
8メッツ 自転車に乗る 階段を上がる 運搬 重い荷物
10メッツ ランニング 161m分 ラグビー
11メッツ 水泳 バタフライ クロール 早く
メッツを参考にして痩せる・・・・???頑張ってください。
1キロ痩せるには7000㌔㌍消費です。
1日中テレビを見ている人の代謝は1メッツなので1440㌔㌍しか消費しません。
無理のないダイエットをお勧めいたします。
間食は一番いけません。
健康に痩せる、健康に過ごすには、やはりマフェトンが良いように思います。
当然運動も必要だと思いますが・・・何となく中途半端なような気がします。
マフェトンとこの理論でかなり良い結果がでるように思います。
厚生省の運動基準だけでは中途半端と思うのは、私だけ でしょうか?(笑)
お大事に・・・・