骨の新陳代謝とホルモン について・・ 明日のづづき
カルシウム濃度の調整を行っているのが、ホルモンやサイトカインです。
副甲状腺ホルモン、カルシトニン、活性型ビタミンD、エストロゲンなどがこれにかかわっています。(エストロゲンは年齢によって低下する)
血中のカルシウム濃度が下がると、副甲状腺に副甲状腺ホルモンを分泌する指令が伝わり、これによって骨を溶かす働きが、促進されて骨からカルシウムが溶け出します。
このままでは骨のカルシウムは不足する一方・・腎臓に活性型ビタミンDをつくるよう指令が出て、この結果、腸管からの血中カルシウム吸収が高まります。
逆に血中カルシウム濃度が上がりすぎると、甲状腺からカルシトニンが出て骨吸収を抑制します。この結果、骨からカルシウムが溶け出すのが抑えられるというのは生理学的にも常識です。
このように各種ホルモンが骨の新陳代謝をうまくコントロールいるのですね
人間は「神経系・内分泌系・免疫系」のバランスで成り立っていると考えられている。このバランスにストレスがかかると、関係に乱れが生じてくる。それが神経系にくると自律神経失調症、内分泌系ではホルモンバランスの乱れ、免疫系では免疫力低下などに繋がる。こうした状態が長引くと様々な心身の問題も・・・
年齢的なホルモンの変化も関係することは、明らかですが、運動することによって体に刺激が伝わり、脳が活性する。太陽に当たって自律神経系を活性させる。サーカディアンリズムをととのえ、栄養素によって丈夫な骨を作る。 薬や、ビタミン剤だけに頼っても ○○○ どうなんでしょうか?
自律神経系のバランス、を整えるには、脳の活性・刺激・は薬に頼るよりもまずは自分で出来ることをはじめることも、おすすめです。
自律神経は 心臓を動かしたり、血液循環、体温の調節、消化活動などなど 私たちが意識しなくても自動的に身体機能をコントロールしています。自律神経系は背骨にも深いかかわりがあるので、背骨を調整することもお勧めです。