今頃は大阪府市統合本部において、「教育基本条例案」の中身について、大阪府教委・大阪市教委を交えての協議が行われている頃でしょうか。府教委・市教委がどんな修正案をつくるにせよ、そもそも「教育基本条例案」などいらないという私の立場からすれば、ここで協議の結果出てくる案についても批判的に意見を言うということにはあまり変わりがないのですが。
そんな状況のなか、次のようなニュースがツイッター経由で飛び込んできました。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/01/25/kiji/K20120125002503520.html (大阪府市統合の象徴に・・・堺屋太一氏が提案、道頓堀川をプールに:スポーツニッポン(スポニチ)2012年1月25日付け配信記事)
もう、あきれてものが言えません。そもそも大阪府市統合本部というのは、こういうことを議論する場なのでしょうか? 大阪都構想というのは、こんな程度の施策を実施するために打ちだされたものなのでしょうか?
以前、堺屋太一氏が大阪府市統合本部でレクチャーしたときのレジュメをこのブログで紹介して、そこで<「大阪都」をどんな都市にするか、明確なビジョンがない。>と堺屋氏自身が書いていることも述べました。
「だったらもう、府市統合本部なんてやめて、都構想なんて撤回すればどうですか?」
あらためて先ほどのスポニチの配信記事を読んで、強くそう思いました。