http://www.asahi.com/national/update/0102/OSK201201020001.html (維新の会堺市議をひき逃げ容疑逮捕「酒飲んでいた」:朝日新聞ネット配信記事2012年1月2日付け)
2012年最初のこのブログを、このような記事から書くことになるとは、思ってもみませんでした。
もうすでにツイッターなどでは、大阪維新の会に批判的な人々の間から辞職することになる、あるいは辞職するよう大阪維新の会代表たる橋下大阪市長から言うべきだろうとか、いろんな意見が出ています。その背景には、「きっと大阪府や大阪市の職員、つまり公務員がこのような事件を起こしたら、維新の会関係者はおそらく、辞めろ辞めろの連呼になるだろう」というような、そのような見通しがあってのこと。「そこまで他者に厳しく言うのであれば、自分たちはどうなのか?」ということですね。
ちなみに、昔の話になりますが、私が以前勤めていた兵庫県川西市でも、数年前、市役所脇の駐車場か何かで、若い市議がベテランの市議をひき逃げして、あとで警察に出向くというようなケースがありました。記憶に基づいているので、不正確な部分もあるのですが。
その若い市議、当時の川西市議会ではかなり、子どもの人権などに批判的なことを言ったり、子どもに規範意識が欠けてるとか言ったりしてきた人ですが、いざ自分がこのような事件を起こしてしまうと、ぎりぎりまで議員を辞職しなかったようです。確か、謹慎や辞職などに関する先輩議員の方からの説得などにも応じなかったようです。そのうえで次の市議選に出て、落選したのではないですかね。(ちなみに、今頃、その若い市議はどこに行ったのでしょうか?)
というようなケースを見てきた私としては、今回の堺市議の起こした事件に関して、地域政党としての大阪維新の会がどのような態度をとって、どのようにふるまうのかは、たいへん見ものだなぁと思っています。また、この堺市議自らが自分の出所進退について、どのような態度をとるのかも、たいへん見ものだなぁと思っています。
ちなみに、私の手元にある「大阪府教育基本条例案」の「別表第1(懲戒処分関係)」では(=どこでいつ案の修正があるかわからないので、こう書いておきますけど)、「61 酒酔い運転をした教員等」「62 酒気帯び運転により人身、物損等の事故を起こした教員等」は、いずれも「免職または停職」となっています。