できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

私の考える「対応のすじ道」

2013-01-22 22:50:27 | ニュース
昨日で500回近く、今日、今の時点ですでに1200回近くのアクセスがありました。
フェイスブックやブログなどを通じて、昨日ブログに書いた私の文章を紹介してくださった方がおられたようです。
自分でも、ツイッターで昨日、いくつか自分のブログに書いたことを紹介しましたが。
あらためまして、アクセスしていただき、ありがとうございました。

さて、以下の内容は、今日の仕事の帰り道に、ツイッターでつぶやいたこと2つをつないだもの。
どちらも、フェイスブックにも転載しました。
これが今のところ、私が「こうなればいいな」と思う、大阪市の桜宮高校での悲しい出来事に対する具体的な対応のすじ道です。

と同時に、こういう観点から市教委や学校の事後対応のあり方が論じられていないこと。
また、橋下市長の主導する事後対応も、このようなすじ道から、かなりはずれていること。
そして、下記のようなこと、特に「首長主導の惨事便乗型教育改革」に自分の言動がのせられる危うさを認識しないまま、従来の学校で起きた事件・事故を論じるときのような枠組みで、「識者」が相変わらずのコメントをマスメディアを通じてつづけていること。
こうした議論の動向に正直、疑問ばかり抱く日々です。

<以下、ツイッターでつぶやいたこと>
首長主導の惨事便乗型教育改革になびかず、さりとて部活顧問擁護もせず、今までの学校の体質も温存させず。遺族や在校生の思いを聞き取り、教職員の反省や謝罪を引き出すような事実経過の調査をする。その上で子どもの人権を守る観点から再発防止策を構築し、誠実に実施する。私の思いはこれ。
しかし今、私の見たところ、私の思いに近いような線で起きた子どもの悲しい出来事に向き合い、事態の打開を図ろうとする動きは、本当に見えない。脇で見ていて、本当に歯がゆいし、つらい。


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