昨夜帰宅したら、(公財)大阪社会運動協会から画像のとおり、『大阪社会労働運動史』第10巻が2冊、我が家に届きました。1冊3万円するので、興味関心のある人はどこかの公共図書館で読んでいただければ…と思うのですが。
ちなみにこの本に私、2000年以降近年までの大阪の公立学校教員のことに関連して、2つの節を書きました。ちょうど2000年の新型コロナ禍の頃から共同研究で準備作業をはじめて、去年の秋に原稿を仕上げて、いま刊行という流れです。ただ私の執筆スピードが遅くて、共同研究のみなさんや編集者にご迷惑をおかけしてしまいました。ほんとうに申し訳ないです。無事に刊行できて、なによりです。
ちなみに「大阪限定」なおかつ「2000年以降近年まで」というかたちであれ、公立学校教員の労働環境や教組運動のことを、他の公務員労働や民間企業で働く人たちの諸課題と比較しながら、経済学や社会学、政治学、行政学などの領域の研究者と、私のような教育学の研究者がいっしょに議論する機会がもてたというのは、ほんとうにありがたいことでした。ただ、新型コロナ禍の渦中だったので、対面ではなくネット経由での議論になってしまったのですが。
ということで、本の画像2枚、アップしておきます。