おはようございます。
地方選挙のある日曜日の朝なのですが、今朝のプリキュアの話をいつもどおり書いておきます。
今日の見どころは次の4点でしょうか。なんだかちょっと、プリキュアたちがひとつの壁にぶちあたっている感じです。
(1)ひかるちゃん(キュアスター)の行き当たりばったりの行動でまわりが苦労する。
まず、今回の話は、遼太郎じいさんの天文台で、ひかるちゃんが本棚の整理をするところからはじまります。ここでひかるちゃんが遼太郎じいさんに「どんな星座が好きか?」と聴くと、「サザンクロス(南十字座)」と返事があります。
それを聴いて、ひかるちゃんはどうしても、ララちゃん(キュアミルキー)の宇宙船でサザンクロスを見に行きたくなります。でも、エレナちゃん(キュアソレイユ)やまどかちゃん(キュアセレーネ)にやめておこうと言われます。それでも「プリンセスカラーペンを見つけるため」と言って、強引に他のプリキュアたちとともに、宇宙船で出かけます。
こんな感じで、人間界の話―星空界の話と交互にやってくるわけですが、でも、今回は雲行きが最初から怪しそうです。
(2)ここへ来て敵がパワーアップする。
今回、プリキュアたちが宇宙船で出かけて行った先は、クマリン星。「クマムシ」みたいな宇宙人が居て、重力は地球の2倍。あるときは吹雪、あるときは灼熱といった厳しい環境なので、植物すら石のような固さになっている星です。でも、ここで宝石がいっぱいの場所を見つけて、どうやらその宝石のなかにプリンセスカラーペンがあることに気づきます。
そんなプリキュアたちのところへ、アイワーン・カッパード・ダンジョウのノットレイダー3人組が攻めてきます。この3人組は、ガルオウガが「あのお方」と呼ぶ存在の力で、いつもよりパワーアップしています。そのパワーアップした力をコマちゃん(戦闘員)たちにも分けているので、コマちゃんたちもいつもより強くなっています。
ちなみに3人たちの上役にあたるガルオウガは、「あのお方が目覚める前に、カラーペンを奪いたい」みたいなことを言ってましたね。この「あのお方」って、いったい、どういう存在なんでしょうか?
(3)一度手に入れたプリンセスカラーペンを敵に奪われる。
さて、当然、ノットレイダー3人組が攻めてくれば、プリキュアたちは変身してたたかうわけですが…。今回は勝手がちがいます。なによりも向こうは「あのお方のご加護で」パワーアップしています。そして、ノットレイダー3人組は「こんな星には価値なし」といって、クマリン星を破壊しようとします。
「そんなことない」「その星にはその星のよさがある」「厳しい環境だからきれい」と、キュアスターはノットレイダー3人組に言い返すのですが…。逆に「ぬくぬくしたところで生きるお前にはわからない」「お子ちゃまにはわからない」等々、ノットレイダー3人組に言い返されてしまいます。
そしてとうとう、先にアイワーンにプリンセスカラーペンを見つけられてしまいます。アイワーンはそのペンを黒いインクにつけて「ダークペン」にして、宇宙を乗っ取るといいます。また、カッパードはキュアスターに「決着の一撃」を加え、キュアスターのもっていたプリンセスカラーペンを奪い取ってしまいます。
そうなると、プリキュアたちは力がでません。変身前の姿にもどってしまいます。そこへとどめをさそうとノットレイダー3人組が攻撃をしかけようとするのですが…。そのピンチを巨大化したプルンス(たこ足の宇宙人)や宇宙船のAIの力(=ララちゃんに呼ばれて、プリキュアたちを助けにくる)でなんとか切り抜け、妖精フワの力で地球にもどる道をみつけて、プリキュアたちはなんとか助かります。
(4)ララちゃん(キュアミルキー)の宇宙船の存在を、まどかちゃん(キュアセレーネ)の父親に知られる。
でも、今回の放送のラスト場面で、その地球にもどってくる宇宙船の存在を、政府で宇宙人対策(=実は宇宙人追放)に取り組むまどかちゃん(キュアセレーネ)の父親に見られてしまいました。
もともとまどかちゃんは、今回のサザンクロスを探すことについても消極的でした。なぜかというと、父親たちが宇宙船の存在にどうも気付いているようで、取り締まりが強化されている様子を知っていたからでした。
というような次第で…。次回(以降)はひかるちゃんが自分の軽率な行動をどのように反省して変わっていくのか。まどかちゃんが宇宙人対策をしている父親とどういう関係を今後、つくっていくのか。奪われてしまったプリンセスカラーペンを、どうやってプリキュアたちは取り戻していくのか。こういったことが物語の大事な柱になっていきますね。
以上、今朝のプリキュアに対するコメントでした。