OBS大分放送ニュース「県庁と竹田高校に爆破予告」(2017年1月6日)
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=01060036161&day=20170106
おはようございます。まずはこちらの大分県のテレビ局のニュース、ご紹介します。
これは「絶対にやったらあかん、とても容認しがたい、卑劣な」行為です。
そもそも、ご遺族への支援にはなんにもつながらないどころか、かえって「学校を守れ」という地域社会の人々の声を強め、学校や教育行政の組織防衛的な反応を引き起こすだけにしかなりません。
さらに今、「学校事故対応に関する指針」の作成、周知など、「起きた重大事故・事件についてはできるだけオープンに事実を伝え、その経過や背景要因を検証し、再発防止策をつくって学校を再出発させていく」流れを、教育行政に対してご遺族たちがなんとかして創り出そうとしている状況下で、こういう「爆破予告」みたいなことをされると、ますます「危機管理だ」の名のもとに事故・事件の経過等々を「隠しておこう」「オープンにしないほうがいいんだ」とする流れが復活してしまいます。
そして、こうやってご遺族たちに新たな苦しみ、悲しみを創り出して、いったいどうするつもりなんですかね、この「爆破予告」をした人は? 「あかんもんは、あかん!」としか、私は言いようがありません。
まずはその点、私の立場からも「容認しがたい、卑劣な行為」ということで、コメントさせていただきます。
<追記>
こういう卑劣な行為に対して、「これはあかんやろ!」と、すぐにコメントが出せないような教育学の研究者、あるいは学校事故・事件問題の専門家と称する人々もまた、情けないくらい「ダメ」ですね。それも追記しておきます。