親の偉大さを初めて認識する

昨日夕方、Ｓ電気の息子Ｍさんが打ち合わせに事務所に来ました。
Ｓ電気は親父さんが昨年春倒れて現場から離れています。
息子のＭさんが実質的に切り盛りしている状態です。
Ｍさんとは仕事以外ではほとんど話したことがありませんでした。
Ｍさん「昨日と、一昨日は夜中の３時頃に目が覚めて寝られんかった」
　　　「仕事が納期までに間に合うじゃろうかと思うと寝られんようになる」
親父さんが居ればそういう心配事はなかったようですが、
自分しかいなといなれば責任感が芽生えるようです。
それを聞いた私はＭさんをほほえましく思いました。
親が築いてきた電気業を２代目が受け継ぎ、２代目の試練がきているのでしょう。
この時親の偉大さを初めて認識するのかもしれませんね。
Ｍ電気の親父さんは以前、私に何度か言いました。
「児玉さん色々言ってやってくれ、俺が言っても聞きよりゃせん」
今、親父さんは初めて息子の成長をほほえましく思っているのかもしれません。
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