駄菓子くろんぼう（黒棒）

子供のころ食べたお菓子で、くろんぼうと言うお菓子がありました。
黒砂糖で作ったお菓子で長さ１０センチ、幅３センチ、厚さ２センチで
両サイドを斜めにカットしているので細長いひし形をしたお菓子です。
黒砂糖の素朴な味がして食べるときの食感がサクッとしています。この
くろんぼうが最近スーパーでよく置いてあって、先日買い物に行った時
買って帰りました。夕食のあとブッチャーかあさんに、くろんぼうを食
べたいと言うと袋から一個だけ出して持ってきました。
「一個だけか」というと「太るから一個だけしかダメよ」といいます。
まっしょうがないかと食後のデザートとしていただきましたが、くろん
ぼうの味と食感は子供のころ食べたままで、なつかしくて美味しかった
ですね。次の禁酒デーの日も一個食べて、一昨日３回目を食べようと思
いブッチャーかあさんに持ってくるようにたのむと。
「あれ、ない！おかしいな」と言います。一袋２０個は入っていたのに
そんなはずはありません。「おまえ食べたんだろう」というと
「いやそんなことはない。昨日たしかにあった」といいますが、この言
い方は、たしかに自分は食べたがまだ残っていたという意味です。
「そういえば、奈々子がおいしいといっていた」と。ということは娘
とふたりでこっそりと食べたということです。私がまだ２個しか食べて
ないのに、『太るから』と言う大義名分で、くやしい～。
昨日は買い物で『ひとくちくろんぼう』を買って帰り晩酌の時５個食べて
満足しました。その後のことは、どうなるか定かではありません・・・。


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