火曜日の夜はいつもは禁酒デーになっているが、お正月明けから
どこで間違ったのか、晩酌する曜日がいつの間にかひっくり返ってしま
い、昨日の夜は晩酌デーになった。
火曜日の夜は、ＮＨＫの歌謡曲三昧『歌謡コンサート』を見るのが定番。
名調子の司会者小田切千の「あけましておめでとうございます。今年もよろ
しくお願いします」からスタートした今年初めての『歌謡コンサート』。
最初の歌は北島三郎の『北の漁場』からスタートした。演歌にしては
めずらしく、バックダンサーのド派手な踊りで度肝を抜かれた。
歌とダンサーの服装と踊りのミスマッチが、何とも新鮮でおもしろかった。
２番手は、私の大好きな石川さゆりの『津軽海峡冬景色』 。
でも最近、歌が味気なくなったと感じた。若い頃は、歌詞の一番盛り上
がり「凍えそうなカモメ見つめ泣いていました」の部分に踊りがあっ
たが最近なくなったことだ。あそこは膝と腰でリズムを取りながら、指
パッチンの踊りを入れて決めてほしいものだ。
お酒も進みデュークエイセツの 『いい湯だな』が始まった。
ドリフターズの歌もよいが、プロコーラスの歌声も味があってなかなかいい。
娘が「左の人、上は髪がないのに後ろに束ねて結んじょる」。
人間年を取ると、上の方に髪がなくなるのは自然の法則。しかし束ねた長い
髪が、妙に黒かったので不自然に感じた。「束ねた髪を後ろにするんじゃな
くて、頭の上に持ってきたら侍になっていい」。「ギャハッハッ」 。
昨日の『歌謡コンサート』は、私のいいお酒のつまみになってくれた。
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