当社管理の賃貸戸建て住宅に入居しているAさん夫婦。
Aさん夫婦は中国人で中華料理店のお店を経営している。
ご主人は料理の腕がよく、奥さんは社交的な方でお客さんとの
人当たりが上手でお店の方は繁盛していた。
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ある日お店がお休みの時、Aさん夫婦で当社に来店した。
「お店の近くに中古住宅の家はないだろうか」
「今はありませんが、いい物件が出たら連絡をしましょう」
ということで一旦事務所から帰ることに。A夫婦が帰る時マイ
カーに乗り込む車を見たら、すごい車だったのでかなり儲かっ
ているなとすぐにわかった。Aさん夫婦は、中国の人だから住
宅ローンはむずかしいかもしれないが、商売で貯めた内部保留
がありそうなので現金決済になるだろう。
その後何件か中古住宅を進めたが、お子さんの学校区にお気に
入りの物件がなかなかなくて話は進まなかった。
・
それから1年後、新型コロナウイルス禍に突入した。
今思えば、Aさん夫婦にお気に入りの物件がなくってよかった
と思った。新型コロナウイルスの影響で、飲食店の大半のお店
は青息吐息。せっかく貯め込んだ内部保留をつぎ込んで、中古
住宅を買っていたらこの局面を乗り切れないかもしれない。
しかし、Aさん夫婦はきっとこの時勢に耐えきれる力はある。
新型コロナウイルス禍は、リーマンショックを越え世界恐慌を
も呑み込みそうな底知れない大きさになろうとしている。
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