最初で最後の金メダル

日本のソフトボールがついにやってくれましたね。
予選の試合ではアメリカに、ぽかすか打たれたコールド負け試合を見て
いたので、昨日の決勝戦を勝つのは難しいかなと思っていました。
一回表日本の攻撃で、相手ピッチャーの球が速すぎてポールには、かす
りもせずに三振ばかりでした。一回裏のアメリカの攻撃。ワンアウト満
塁で、予選の試合の再現かと思いましたが、ピッチャー上野が、何とか
しのいでくれました。このアメリカの攻撃を見た段階で、点が入りそう
でなかなか入らないアメリカの不運みたいなものを感じました。
上野は前日の試合の連投で、３１８球も投げて日本を決勝戦まで導いて
くれた立て役者ですが、決勝戦も連投しました。この上野の素晴らしい
心意気を見た勝利の女神が日本につきをもたらしたのかもしれません。
二回も日本の打者が、バットを振っても空を切り、なかなか球に当たり
そうにはありません。三回表、三科が高めのボール球を振り抜けば、
はじめてボールに当たり、外野の頭を抜いて二塁打が出ました。
このあと、アメリカの不運にも助けられ一点を取ることが出来ました。
６回表で２対１のスコア。その裏、アメリカの攻撃でワンアウト満塁で
したが、神がかり的に日本がこの回をしのいでくれました。
この段階で日本の勝利を確信しました。次のロンドンからソフトボール
がオリンピック種目からはずれるそうですが、最初で最後の金メダルを
取ってくれた日本ソフトボール、よく頑張ってくれました。
勝ったあと、応援席に向かって人差し指をあげ、一番をアピールする
日本の選手達を見ていたら胸が熱くなりました。

千年ホームのホームページ　http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.html

　←　クリックしてね