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トレイン・ミッション

2018年05月07日 | 映画

リーアム・ニーソン主演の走行中の電車を舞台にしたクライムサスペンス。リーアムとは4度目のタッグとなるジャウム・コレット=セラが監督を務め、ヴェラ・ファーミガが共演しています。

トレイン・ミッション (The Commuter)

ニューヨーク。元警察官で、今は保険のセールスマンをしているマイケル(リーアム・ニーソン)は突然解雇を言い渡されます。失意の中で、いつもの通勤電車に乗って帰る途中、見知らぬ女性(ヴェラ・ファーミガ)からある申し出を持ちかけられます。

それは電車が終点に着くまでに社内に乗っているある人物を探し出して欲しいというもの。報酬は10万ドル。会社をクビになってうっかり着手金を手にしてしまい、家族も人質に取られたマイケルは、彼女の申し出を受けざるを得なくなり...。

軽いタッチのアクション映画で、似たような作品はこれまでにもたくさんあったとは思いますが、久しぶりにリーアム・ニーソンの「困っているお父さん、でも最後はやっぱりかっこいいお父さん」が見れてよかったです。

原題のコミューターは、メトロエリアと郊外を結ぶ通勤電車のことで、本作は「ガール・オン・ザ・トレイン」と同じ、メトロノース鉄道のハドソンラインが舞台となっています。ハドソン川沿いを走る眺めのよい路線なので、映画向き、サスペンス向きなのかもしれませんね。

マイケルが働く保険会社のあるマンハッタンのグランドセントラル駅から終点のコールドスプリング駅までは約1時間半。その間にターゲットを探さなければなりません。毎日の通勤で顔見知りも多い中、何人か見慣れない顔が乗っています。駅に着くたび、乗客は少しずつ減っていき、マイケルはあせります。

はたしてターゲットは誰なのか? なぜ彼、あるいは彼女は追われているのか...。

最初はひょっとして車掌さんがターゲットかも?なんて思いながら見ていました。ニューヨークのコミューター、いまだに車掌さんがいて、ひとりひとり切符を拝見...とやっているのがのどかです。犯人はAさんかBさんのどちらかだとにらんでいましたが、より意外性のあるBさんでした。^^

車内で何人か犠牲者が出ますが、いったい誰が殺したのか?協力者がいたということ?などちょっと腑に落ちないところもありましたが、タイムリミットのあるどきどき感を楽しみました。

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