世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

区立祖師谷小学校の田んぼづくり

2006年05月16日 | 議員活動
5月14日(日)、時々小雨がぱらつきましたが、世田谷区立祖師谷小学校では、朝早くから中島栄二校長先生(写真:手前)はじめ、PTAのお母さん方、地域のボランティアの方々で、田んぼ作りが行なわれました。

私は、3月の予算委員会・文教領域において「命の大切さを学ぶこと」をテーマとし質問をしました。(3月24日のブログをご参照下さい)

その中で、「区立小学校では、以前はどの学校にも校庭に田んぼがあって、子どもたちはみんな田植えを体験していた。今、田んぼを復活させたり準備したりしている学校があるが、世田谷全部の小学校で田植え経験ができるようにしてはどうか。稲の成長を見ながら、植物を育てることの苦労を学び、食べ物とは他の命をいただくことである、と学ぶことができる。このような体験授業を推進すべき」と。


そして、田んぼ復活の準備を進めていた祖師谷小学校で、めでたく日曜日に田んぼが完成したのです。中島校長先生自らが一生懸命田んぼ作りをされている姿を拝見し、「こういうリーダーがいる学校ではすばらしい教育がなされていることだろうなぁ」と感じました。

(写真は、ブルーシートを敷いて、まず粘土性の土を入れ、その後、元あった土を混ぜて入れる作業ですが、その時にガラスの破片や石などが入らないようにふるいをかけているところ。子ども達がはだしで入っても安全なように、との配慮から、土を入れるのも大変な作業を要します)


以前にもご報告しましたが、私も(福島県川内村で)“田植え体験”をしたことがあります。最初は、「こんなぐちゃぐちゃぬるぬるしたところに裸足で入るのはイヤだなぁ・・・」と思いましたが、やり始めたら面白くなってきて、規則正しく植えられた苗を見たら、すご~く充実した気分になりました!(詳細はこちらをご覧下さい)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中大杉並・辻先生ご退職感謝の会

2006年05月15日 | 日常生活&プライベート
5月13日(土)には、私の母校(中大杉並高校)を今年の3月で退職された辻博康先生の「ご退職感謝の会」がありました。(写真:辻先生と)

辻先生は、何より“人と人とのつながり”を大切に考えられていて、そのため、中大杉並の卒業生で“有識者の会”のようなものを立ち上げるとおっしゃっていました。

卒業生には、弁護士、税理士、会計士、弁理士、司法書士・・・と「士」のつく人がたくさんいます。「士」以外にも、“有識者”に入る方々がたくさんいることと思います。

このような人脈を生かして、中大杉並の卒業生が社会でますます活躍できるように、とのご配慮だと思います。


会では大勢の同窓生の諸先輩方にお会いでき、名刺が足りない状況に・・・。(こんなことならもっとたくさん持って行くんだった!)

同窓生はいいものですね。特に同期の友人と話していると、あっという間に学生時代の感覚になっちゃうのが不思議。


母校も、ずいぶん多くの先生が退職され、残念ながら亡くなった先生もいらっしゃって、知らない先生ばかりになってしまっていると思うとちょっとさびしいです。

が、先日、私はまだ面識のない先生から「土曜講座のOB講師(中杉生にお仕事の世界を語って下さる方、大募集!)」の依頼があり、新たな出会いやつながりも起こり得るものなんだなぁ、と、ちょっと嬉しい気持ちになっています。


来週の土曜日には、同窓会総会が予定されています。同窓生と、恩師の先生方、そして、新しい先生方にお会いできるのが楽しみです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田中優子のブログへようこそ!

2006年05月14日 | 議員活動
皆様のご意見はこちら(setagaya@tanakayuko.net)にお願いいたします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性のための政治スクール・第4回

2006年05月13日 | 議員活動
「女性のための政治スクール」第4回(5月13日)は、第1部「選挙に勝つメディア戦略~インターネットを有効に使うには~」(講師:(株)世論社代表取締役 高橋茂氏)でした。

公職選挙法改正を視野に入れてのインターネット戦略について、具体的な項目を挙げての講義はとてもわかりやすく、即、役立ちそうな内容でした。

高橋氏が業務サポートをしている『市民メディア・インターネット新聞JanJan』はすごい情報量です。

また、「自治体議員にもっと関心がいかなければ。それには情報が少な過ぎる。だからインターネット上で情報がとれるように創った」という『ザ・選挙』(日本全国の選挙&議員の情報をまとめたサイト)を開設準備中とのことです。

そういう情報がほしかった!楽しみです。


ところで、HPやブログですが、「教科書問題、とか、日の丸君が代、などのように、何か話題があるとアクセス数がぐ~んと伸びる。でもそれは絶対に票にならない人たち」「ブログを見ているのはライバル議員か行政職員ばかりじゃないだろうか」「これで、効率的、役に立つ、と言えるのだろうか?」という意見が出されました。

私も同感。・・・でも、選挙でどれだけ役に立つか、というより、日頃からの議員活動を知らせ、情報発信することは議員の重要な仕事のひとつだと考えます。そういう意味(&気持ち)で、これからも、「田中優子の活動日誌ブログ」更新を続けよう!と思っています。


スクール第2部、「韓国の政治状況と日韓関係」(講師:朝日新聞論説委員 小菅幸一氏)も、韓国のこと(特にノムヒョン大統領のこと)がよくわかってよかったです。

竹島(独島)問題は、大統領選挙をにらんでのことだろう、という見方があり、そんなものかな、と思っていましたが、どうもそんなレベルで片付けられることではなさそうですね。

昨日の続きではありませんが、やはり大切なのは“外交”。今の日本に一番欠けているのが“外交能力”・・・って、皆さんも感じませんか?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウルトラ・ダラー

2006年05月12日 | 政治&社会情勢
ゴールデンウィーク後半から読み始めた『ウルトラ・ダラー』(手嶋龍一著・新潮社)、昨日やっと読み終えました。

手嶋龍一さんとは、昨年12月に、高校の先輩の会社のパーティーでお会いし、講演「アメリカの現状と日本」を聴いたのですが、「不勉強ですみません。台湾海峡の問題をもう少し詳しく教えていただきたいのですが」と質問したら、「2月に本が出るので、ぜひ読んで下さい」とのことでした。

本の帯に、「衝撃のドキュメンタリー・ノベル」「これを小説と言っているのは著者だけだ!」・・・とあります。本当に、ドキドキしながら読みました。


この小説のタイトル“ウルトラダラー”とは、“北朝鮮の偽百ドル紙幣”のこと。朝鮮半島だけでなく、米国、中国、ロシア、ウクライナ、フランス、そして日本が舞台となっています。

そこで起こる数々の“事件”や“情報・諜報”のほとんどが現実のものと符合するので報道記事を読んでいるようでした。

それらひとつひとつの断片が、やがて関連しあいつながって、最後のジグソーパズルが埋まり、途方もない巨大な絵があらわれる・・・のです。

キーワードは“インテリジェンス(情報・諜報)”と“公電”でしょうか。(1990年の金丸信訪朝団から、今日の小泉純一郎首相の二度の訪朝にいたるまで、北朝鮮外交に関しては公電がきちんと残されていない・・・)

米国と中国という大国の世界戦略を日本は的確に捉えているのだろうか・・・?


詳細については読んでからのお楽しみということもあると思いますので、ここでは述べませんが、私が一番感じたのは、ようするに、「あまりにも貧しくて悲しいほどの日本外交。外交と呼ぶことさえためらわれる、と著者は訴えているのではないか」ということです。

国会議員はもっと外交に専念すべきであり、外交があって初めて「日本の国のかたち」も見えてくる、のではないでしょうか。

情報不足が前提では、何を議論しても新たな情報に振り回され、ジェットコースターに乗っているように、米軍基地再編の問題、靖国問題、イラン問題、石油問題、北朝鮮の覚せい剤問題・・・と、ニュースのジグソーだけを次から次へと見せられているようです。

「じゃあ、日本という国は、いったい、今、どういう立場と状況におかれているの?」という全体がまったく見えてこない。

全体をパズルのようにつなげて議論することで日本の外交も論じることが可能になり、日本の置かれている状況も理解しての「日本の国」ということではないだろうか、と思うのです。


現在、教育基本法改正の議論の中で、「国を愛する」というような表現が国会で取り沙汰されていますが、どうもそこにもこの本における“外交オンチ”があるような気がします。

戦争は最大の人権侵害です。日本が再びそういう方向に手を染めないでいる、そういう国の状態をずっと維持したいし、そういう国だから心から誇りに思うし「愛せるなー」と、私は感じるのです。

そのための外交だと思います。

外交レベルによって国はいくらでも変わり果ててしまう、だからこそ外交レベルを上げなくてはいけないのだと思います。(国会議員は地方議員と同じではいけないのです!地方議員のような国会議員は無駄!)

国(国会議員)の仕事は、「外交と安全」(それに尽きると言ってもいいくらい)だと考えます。


日本の外交(のまずさ)を見ていると「これで大丈夫なのだろうか?」と、以前より感じてはいましたが、この小説(ノンフィクション??)を読み終わったら、ますます背筋が寒くなるようです。

すでに読んだ方はどのように感じられたでしょうか。


手嶋龍一オフィシャルサイトには、“ウルトラ・ダラーの主人公スティーブン・ブラッドレー”と読者を結ぶ“Stephen’s Club ”が開設されていて、登録すると『スティーブン通信』が届くようになっています。なかなか興味深いです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会派ミーティング

2006年05月11日 | 議員活動
今日は、午前中、会派メンバーで色々な打ち合わせのためのミーティング。

そろそろ選挙対策も考えなくては・・・ということもあり、いつもとちょっと違ったアイディアを出し合って、話が盛り上がりました。(写真:今日、控え室で撮ったもの)

午後は、かみ合わせ矯正のため歯科医へ。今日は微調整にかなりの時間を要しました。

夜はバレエのレッスン。まだ肉離れが治っていないので、テーピングとサポーターでしっかりサポートして参加。発表会の振り付けの確認だけでも、と思ったので、行ってよかったですが、ほんの少ししか動けませんでした。

バレエのレッスンの後、打ち合わせを兼ねての食事会。経堂の季織亭に行きました。いつもながら、添加物を使わない料理&手打ち麺はとてもおいしかったです。

今日もバタバタと過ごした一日でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メタボリック症候群

2006年05月10日 | 政治&社会情勢
昨日の新聞に一斉に載った"メタボリック(内臓脂肪)症候群”についての記事、ご覧になりましたか?

内臓脂肪がつき過ぎると、ホルモン分泌のバランスを崩し、放置すると高血圧や高血糖などを引き起こして心疾患などのリスクを高める、ということが明らかになったようです。

安全の基準は、男性:85㎝以下、女性:90㎝以下。

まず、身近な存在である夫をチェックしようと思ったら、「84㎝だから大丈夫!」と言って測らせない。(これはもう絶対に怪しい!!)

周囲を見回してみると、相当危ない人が多いので、「85㎝以下ですよ!」とお節介にも声をかけています。中には、「あの記事を見て、早速かかりつけの医者に電話をして、どうすればいいか相談した」という人もいました。

誰とは申しませんが、仕事仲間の一人に、自己努力で3、4㎝減らした人もいるようです。(でも、見た感じあと20cm以上頑張らないと基準からは程遠いような感じが・・・??)

いずれにしても、安全基準としての数値がはっきり出た、というのはいいことですね。目標設定が明確になりました。(政策においても、“数値目標”はとても大事です)

かくいう私も、“腹回り90cm以下”の基準はクリアしているものの、この1ヶ月で2kgも太ってしまい反省しているところです。これを今月中に元に戻さないと、中年太りまっしぐら~!となってしまいそうなので、何とかしなくては!とあせっています。

(7月にはバレエの発表会も控えているし、真剣に戻さないと大変だ~!!)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憲法について

2006年05月09日 | 政治&社会情勢
  (5月4日東京新聞)

憲法記念日前後は、憲法関連の記事がたくさん出ましたが、私の心に一番浸透したのが、この、日弁連会長:平山正剛氏の言葉でした。

■戦争は最大の人権侵害
■現在の改憲論には、なぜ今の憲法ができたかの始点が欠けている。押し付けられたものとは思わない。この憲法を支持した国民はベストの選択をしたと思う。
■9条は日本人が考えるより世界に評価されている、改正は近隣諸国からもっと信頼されてからでも遅くない。
■現在の改憲論議に批判的なのは、国家の側に国民を縛ろうとする思惑がちらつくから。国家を縛るのが憲法だということが理解されているだろうか?


実は、新しく会派(せたがや政策会議)を結成した時、私たちはまず何をしたか?・・・憲法について会派メンバーで勉強をしたのです。

恥ずかしながら私は、それまでは「憲法とは国民の権利をあらわしたもの」と思っていました。

「憲法とは国家権力が暴走しないように、国家権力を縛る・制限するためのもの」ということを全く理解していませんでした。まさしく”目からウロコ!”だったのです。

平山会長が述べているように、「国家を縛るのが憲法だということが理解されているだろうか?」と、私も思います。(以前の私のように)理解していない国民がたくさんいるのではないだろうか?・・・と。

憲法については、5月7日のブログでも意見を述べましたが(もっと憲法について勉強しなければ。子どもたちの教育に憲法の前文&条文を暗記する、ということを取り入れるべき。知らないのに護憲も改憲も議論できるわけがない、と)、もう一歩進んで、私の意見を述べるとしたら、まさに、この平山会長の言葉が代弁してくれている、と思いました。


その上で、"■戦争は最大の人権侵害”にもうひとつ付け加えるとしたら、“■戦争は最大の環境破壊”です。何としても回避しなければなりません。

人間の最大の英知を結集して、戦争だけは絶対に避けなければならない。そういう外交交渉をすることが、国会議員たる人々に課せられている、ということを自覚してもらいたい。

この議論を始めるとネヴァー・エンディングになってしまうので、ここまでにしておきますが、いずれにしても、憲法をよく知らずして議論することは非常に危険なことだと思います。もっと、憲法について勉強する機会をつくらなければ!!・・・やはり、今の日本の課題は、まずそこにあるでしょう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

23区第3ブロック議員野球大会

2006年05月08日 | 議員活動
今日は、23区の第3ブロック区議会議員野球大会でした。今年は45回目だそうです。(写真:開会式。プラカードを持っています)

私は左足ふくらはぎの負傷(肉離れ)のため出場できませんでしたが、一応、ユニフォームを着てベンチ入りし、応援しながら試合を見守っていました。

     〈試合の結果〉
 第1試合 世田谷区(8) VS 大田区(15)
 第2試合 世田谷区(13)VS 目黒区(18)

優勝:渋谷区(去年は渋谷区に勝って世田谷は第3位だったのにな)、準優勝:大田区、第3位:品川区、第4位:目黒区、で、世田谷区は第3ブロックの中で最下位という残念な結果でした~

今日は、テーピングをしっかりやってその上にサポーターをして、軽い小走り程度だったらできるようになっていたので、"やりたいな~!”という気持ち(誘惑)と戦うのが大変でした・・・。ちゃんと我慢しましたが。


それにしても、点数を見ていただければわかると思いますが、”草野球”ですよねぇ。「ああああ~、どうしてそうなっちゃうのっって思うようなエラーの連発で、「もったいない~~~」と思う得点のされ方が多かったです。

やはり練習不足(3日間とも雨で中止でした)とスタミナ不足だなぁ、と感じました。スポーツは、練習しないで突然やれるものではないですからね。


優勝した渋谷区議会野球チームの皆様、ブロック代表として頑張ってください!

表彰式&懇親会で「来年もまた同じメンバーで試合ができるように頑張りましょう」・・・という挨拶がありました。そうです、来年の4月は"統一地方選挙”ですから、5月のこの大会にまた集えるかどうか?私たち議員には大きな大きな課題が課せられているのでした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武田信玄のまち、甲府にて

2006年05月08日 | 議員活動
田中優子のホームページ2005年までの活動日誌、毎月更新のショートエッセイ議会質問女性と医療プロフィールよくある質問にお答えします、e.t.c.)もぜひご覧下さい★

★メールはsetagaya@tanakayuko.netへお願いします★


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憲法9条ミュージカルin山梨

2006年05月07日 | 議員活動
5月3日のこのブログでご紹介した憲法9条ミュージカルですが、今日、山梨県(甲府)まで観に行って来ました

「2時間の上演時間の中で、戦争の悲惨さ、いのちの大切さ、アジアの人々と日本がどう向き合うべきか、そして何よりも憲法九条の大切さ・・・・子供たちに平和な世界を手渡したい。その思いを凝縮して・・歌い踊り演技します」

という知人の言葉通り、その想いが伝わってくるすばらしいミュージカルでした。

山梨県民文化大ホールは2000人収容の施設ですが、希望者が殺到して、急きょ、午後と夜の2回公演としたそうです。100人の県民が集まってのミュージカル公演ですが、話題性といい人気といい、すごいですね!


このミュージカルのテーマは「憲法9条ミュージカル~少年がいて~」ですが、取り挙げられていた写真『焼き場に立つ少年』(撮影:ジョー・オダネル氏、チケット内左の写真)は、昨年12月に日本大学文理学部で開催された「大空襲展」でも展示されていたので、こんなところで再会するとは、と不思議な気持ちがしました。


ところで、その肝心の『憲法』ですが、私たちは憲法をどれだけ知っているでしょうか?憲法の前文を改めて読んでみましたが、最初のフレーズだけをとってみても、「これ、日本国民はちゃんと理解しているだろうか?」と考えてしまいました。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。


「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」ですよ。世田谷区におきかえたら、「世田谷区民は、正当に選挙された区議会における代表者を通じて行動し」ということ、ですよね?それが、憲法で一番最初に謳われている“代議制民主主義”、ということです。

代表者に託す、ということはそれほどまでに重要なことなのです。その"正当に選挙された代表”として議会にいる人間としては、気持ちが引き締まるというか身の震える思いがするというか、本当に重大な役割を担っているのだな、と思うわけです。

それほど大切なことなのに、世田谷区長と議員を選ぶ選挙の投票率が4割とは、どういうことなのだろう?・・・憲法をきちんと勉強したら、絶対にそんなことはなくなる!みんな投票に行くはず!と感じました。

憲法改正だとか改悪だとか言う前に、まずは、日本の子どもたちに、もっとしっかり憲法を勉強させる!最低限、前文を覚えさせる!いや、甘いな。条文のすべて103条を覚えさせる!それくらいの教育がなくて、何が憲法論議だろう?

・・・って、皆さんもそう思いませんか?

(かくいう私だって、全条文など言えません。こんなことではいけませんね!)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅丘駅のけやき

2006年05月06日 | 議員活動
肉離れの足の痛みも大分良くなって来て、テーピングをすればフツウに近い形で歩けるようになりました。

今日は用事があって梅丘へ行ったのですが、以前、小田急線高架に伴う駅前広場の整備のため移植したけやきの木が、青葉をたくさんつけて生き活きとしているのを見て、心から「良かった~」と思いました。

梅丘駅前の交通広場の整備計画では、当初、6本あったけやきの木を3本しか残せない、という計画でした。しかもそれが、区民にも我々地元議員にも、きちんとした形で知らされず(非常にわかりにくい、気づかないよう作ったとしか思えないようなパンフレットだったのです)、知らせ方も悪いし、木を切ってしまうなんてとんでもない!なんとか木を残せないか、と大きな運動となった経緯があります。

その区民の方々の運動の成果で、移植をしながら5本まで残せることに計画が変更となりました。すばらしい成果だと思います。

どうしても移植先が見つからない1本については仕方なく切ることになりましたが、近くの羽根木公園や保育園などでベンチやテーブルにして使う、ということが提案されました。

ただ、移植すると木にかなりの負担がかかるので、枯れてしまわない?大丈夫だろうか?と、私はその後もずーっと気になっていたのです。

でも、写真のように、いい状態で緑が残っています。駅前広場も、段差解消でバリアフリー化され、バスの通行も以前より安全になり、南北の通路も開通して便利だし、色々な意味で改善されたと評価できるのではないかと思いました。


それにしても、小田急線の駅は、どこも同じようなつくりとなってしまい、電車に乗っているとどの駅に着いたのかわからない、という難点がありますね。もうちょっと駅ごとの個性を出してもいいのに、センスないなぁ。~!!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発達障がいのある子どもを支援

2006年05月05日 | 教育
今日はこどもの日。柏餅、食べましたか?

画像は5月3日の東京新聞の記事です。世田谷区では、発達障がいのある子どもに対して、成長に応じたきめ細かい支援ができるよう、支援機関を設立します。

国が特別支援教育を打ち出したことを受け、自治体においても具体的な取り組みが期待されるところですが、この特別支援教育の対象である「LD(学習障害)」「ADHD(注意欠陥多動症)」「高機能自閉症」は、傍目にはわかりにくく、「親のしつけの問題」と誤解されることもあり、大変な思いをしている親御さんもたくさんいらっしゃいます。

私にも、自閉症の子を持つ親しい友人が複数いますが、彼女たちの苦労を見聞きするたびに頭の下がる思いがします。

この新たな組織の設立により、コーディネート組織が設置され、一人一人の支援について長期計画を立てて対応を図る、とされていますが、ぜひとも本人と親御さんの両方が助かったと実感できるような働きをしてもらいたい、と思います。


※子どもの日の今日、日本の15歳未満の子どもの数は、1747万人(25年連続で減少)、総人口の13.7%(32年連続低下で戦後最低を更新)。一方、65歳以上の高齢者の割合は20.4%。少子高齢化がまた進んだことがわかります。

“子どもを生み育てやすい環境づくり”は自治体の重要な仕事であり、私の政治テーマでもありますが、“(子どもを増やそう!という)少子化対策”は自治体ではなく国の仕事、だと考えます。

子どもを生みたいと思っている若い女性は結構たくさんいるのだけれど、国の少子化対策(政策)がマッチしていない。もっと女性たちの生の声を聴いて、政策に反映させないと。なんか国のやっていることは、中途半端なばらまき支援で、根本的な解決にはなっていないですよね。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肉離れ

2006年05月04日 | 日常生活&プライベート
(写真:表参道ヒルズ。この連休にゆっくり見たかったのですが、“肉離れ”のため安静にしています)


肉離れをしてしまった、と公表したところ、「私も」「私も」「私の夫も」「ウチの娘も」「我が家はちょっとした肉離れ評論家」・・・と、結構たくさん“肉離れ”関連のメールが来ました。

皆さんあちこちで体験しているのね、と思った次第。

ようするに、この年齢になってスポーツをしていると、「肉離れはつきもの」、というくらいポピュラーなんでしょう、感じとしては。

やはり圧倒的に多いのがテニス」。私も、1回目の肉離れはテニスでした。でも、今回は、テニスの練習も野球の合宿も問題なくこなしたのに・・・。

テニス以外では、バレエも。友人が、「発表会の二日前にやってしまって発表会に出られなかったことがあった」と。おお~そういうこともあるか!「私の発表会は7月なのでよかったぁ~!」と思っていましたが、発表会の二日前にまた、なんてことにならないように気をつけなくちゃ。

危機管理はまだまだ必要ということか(というより、いつも必要、ということですね)、と思いました。

大分よくなって来ているとは思いますが、まだ歩くと痛いです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GW後半がスタート

2006年05月03日 | お知らせ
  (写真:知人宅の庭のパンジー)

今年は最大で9連休というGWですが、皆様いかがお過ごしですか?

我が家は、実は、家族旅行を予定していたのですが、息子の高校が6日(土)もある、ということがわかり断念しました。(その後、私が“肉離れ”ですから、どこにも行かなくてちょうどよかったのかもしれませんが・・・)

で、普段なかなかできない家の片付けや、書類整理、HPの整理整頓&更新、データ整理、等々をやろうと思っていますが、全然はかどりません。果てしなくやることが多くて、途中で呆然としてしまうのです。

足もイマイチ(まだ歩行困難)なため、てきぱき動けないし、本当に情けないです。


ところで、今日は憲法記念日。
憲法改正の動きが国会で出ていますが、私は基本的には今の憲法でいい、日本国憲法はすばらしい、と思っています。

その憲法に関する楽しいミュージカルの企画にかかわり、当日出演するという知人から、ぜひ観に来て下さい、とお誘いがありました。

題して憲法9条ミュージカル

5月7日(日)13時~ 山梨県民文化ホールにて
(チケット大人2500円、高校生以下1000円)

お近くの方、お時間のあるかた、ぜひお出かけ下さい!私も、そろりそろりと歩きながら行こうと思っています。(あと4日経てば、大分快復しているだろう、と期待して・・・)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本ブログ村バナー

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村