横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

きょうは、たのしいひな祭り

2013-03-03 | 日常茶話
ことしは間にあった!我が家のおひな様。

国際大礼(プロトコル)にのっとり、向かって右に女雛左に男雛でございます。いわゆる関東式。
これは母の友人が私の誕生を祝ってつくったくださった木目込み人形の内裏雛です。

雛人形を雛祭り過ぎても飾ったままだと、女の子はお嫁に行けない、といわれておりますがどうなんでしょう。

雛祭りは、中国五節句の祭り日本古来の風習「人形(ひとがた)流し』が一緒になったもの。
おひな様も流し雛が主流で、その家(人)の穢れを人形に移して川に流していたのです。
そのうち、人形の衣装がだんだん豪華になり、一度きりで流すなんてもったいないから、
来年もかざればいいじゃん!お祭りなんだし!ってことに。

本来は水に流して穢れも流す、所作が
雛祭りが終わった人形は早く手入れして片付け、来年に備える事で、穢れを祓った事とするように。
だから、いつまでも出しっぱなしにしていると穢れも祓えない、片付かない、が転じて、女の子がお嫁に行けない、ということに。

「女の子を『片づける』なんて人権侵害!!女性差別!」と、どこかの人権団体が青筋立てそうですが、

湿気の多い日本で、豪華な衣装のおひな様を出しっぱなしにするのはコンディションもよろしくないのです。
だからやっぱり、おまつりが済んだら早めにお手入れして、せめて旧暦の3月3日頃までにはしまってあげましょう。

余談ですが、現在の雛祭りの形が確立したのは江戸時代。
イベントとして仕掛けたのはさる豪商(呉服商)だそうです。(ウロ覚え)


橿原神宮駅で見たおひな様。