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みなとみらい駅で見かけたポスター。
注目度は、抜群。
痴漢て本当にいなくならない。
一方で、えん罪騒ぎもあった。言われない罪を着せられた人はお気の毒としかいえない。
でもね、一昔前までは訴えた女性の服装や仕草が(男性を刺激したから)悪いとか、痴漢に遭う方が悪い、ふしだらでみっともない、などとと言うわけのわけらない論評が公に横行していた事も、忘れちゃあいけませんぜ。日本で。
むかーし、むかーし。学生だったころ、満員電車でつり革につかまっている手を上から握られたことがあります。
後ろにぴったりと張りつかれ、身体を寄せられ気持悪かったです。
身動きが取れず、つり革から手を離すこともできず。
降りる駅に少し手前で電車の揺れを利用して、握られた手のしたから自分の手を抜き出し、つり革に残った手の持ち主を特定。
『やめてください!』と抗議したら、むすっと睨まれました。そして、ホームにおりたとたん耳もとで
「ブス!バカ!」階段までつきまとわれ、追い抜きざまに思い切りつき飛ばされました。(体育会系ですので、こちらがぐっと踏みとどまったので向こうがよろけたけど…。)
周囲の人は見て見ぬ振り。
今だったら、Twitterのネタにはなったかしら?
痴漢という行為は、その行為をした側も、えん罪をかぶせようとする側も双方ふくめて、弱いもの(自分の立場より下であろうと値踏みした対称)への八つ当たり、いじめ、うっぷんばらし。そして、関わりたくない人たちの言い訳やエゴなど、人の心の負の要素が凝縮していることがあきらかで、それがとてもとても不快なのです。
え?その後?その男は人混みまぎれ、雑踏に消えました。こちらは腹立たしいのと恥ずかしいので頭は真っ白。
なにより、さらなる仕返しも怖かった。(だって、彼の計算通り私は階段から落ちなかったわけで、それはものすごく悔しかったっだろうと、推測)今のように構内に監視カメラが設置されているわけでもなく、目撃証人をこちら(被害者側)が見つけなければならなかった時代のお話。
どうにもなりませんでした。とさ。
ああ、そうか。ポスターみたいに叫べば良かったのかしら?
「痴漢です!!」
いや、それってけっこうハードル高くね?
なんてことを苦々しく思い出して妄想しながら歩き回ってたら、連れの真面目な話に上の空で相づち打ってしまいました。(うわーん!!)
ほんと、ごめんなさい。
なんにせよ。痴漢はダメよ。
犯罪なんだからね。