![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/b6/87168e2f2d3e0a92c36dd0773454f72e.jpg)
友人Y子さんと国立劇場まで。
国内第一線の邦楽演奏の方々が集って夏目漱石の文学を演奏するのだそうです。
MCはなんと落語家の柳亭左龍師匠!
いわゆる、音楽で綴る作家の世界、の邦楽版といったところでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/22/7af12ea06d3ea6047ecca3071e31dae6.jpg)
漱石作品は学校で習った程度には読みましたが、その描写にこんなにもたくさんの音楽が流れているとはあまり意識していませんでした。
というより、当時(明治時代〜大正時代)にかけて巷に流れるBGMを全く想像できなかった、という方が正しいかも知れません。
謡や浄瑠璃に至っては、字幕がなければおそらく言葉として認識すらできないくらい。
二弦琴という名称は知っていてもその音色がこんなにも儚げだったと想像していませんでした。
現代と全く違う音が、100年前の日本を彩っていたのだと感動。
アドリブを交えての左龍師匠の軽妙なMCに助けられ、2時間半の舞台が終了。
漱石と正岡子規の親交の始まりは、寄席談義だったということを知って、
『なんだか神経質そうだな』と思っていた漱石さんの別の顔を知ったような気持ちになりました。
改めて漱石作品を読み返したくなった一日。
余談;
国立劇場は自販機のカラーも、和!!
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もう一つ、
帰りがけ、Y子さんのおかげで左龍師匠と東京駅までドライブさせていただきました❣️多謝‼️
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