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好奇心と挑戦でいつまでも若く『人生は幾つになってもス素晴らしい』

2024-02-09 12:48:40 | 人生を「生かす」には
最年長89歳でもファッションモデルを続けることに驚く。人生は何が起こるかわからないとして、固定概念にとらわれず少女のような気持ちで挑戦する姿勢には感銘を受けた。幸せは自分で探すものであり、受け入れて、何事もやってみる心がけは素晴らしいと思う。そのため本書のタイトルが「人生は幾つになっても素晴らしい」となっているのか、が羨ましい。
『人生は幾つになってもス素晴らしい』ダフネ・セルフ
「概要」89歳の現役ファッションモデルが教える、昨日より、もっと素敵な今日を生きる方法。ベストセラー『人はいくつになっても、美しい』の著者、歳を重ねれば重ねるほど、いままでの知恵や知識が目や顔に映し出され、人は美しくなり、他の人とシェアできる知恵や人生経験が増えていく。人生はいくつになっても素晴らしいものです。できなくなったことではなく、いまだからこそ、できること、やりたいことを見つける方法がここにあります。
現役ファッションモデル、1928年生まれの89歳。両親の破産から独立心旺盛にさまざまな学びごとに興味、サイクリング、ヨガ、乗馬、ダンス、裁縫を持ちバイトから、エキストラ、デパート店員、カバーガール、ファッションモデルへと繋がる。26歳で結婚、70歳でヴォーグのモデル、82歳で今までで一番忙しい時だった、という。85歳で「世界最高齢者の現役モデル」のギネス世界記録となる。
人生の素晴らしさ
・美の秘訣はたくさん笑うこと
・新しい事に挑戦する事を恐れず、うまくいかなくてもそれでいいと思う事
・自分に似合うと思う服を歳、固定概念に縛られず着て、よく鏡を見て、心地よいと感じる事
・好奇心を持って色々なことに関心を持ち、新鮮な気持ちを持ち続けること
・人に会わなくても毎日メイクし、積極的に人と会う機会を作ること
ー歳を重ねて思うこと
・自分だけでやろうとせず、人の助けを借りる(身の丈を知る)
・辛い時こそ、楽しむように努力する
・人との出会いがやる気を保たせ財産にした
・少女の頃の気持ちを忘れずに
・物事にこだわらず、なんでもやってみる


「おじさん」ってどんな人『おじさんの哲学』

2024-02-09 07:57:55 | 人生を「生かす」には
「僕」から「私」に変わった時点が「おじさん」になった時かもしれないと読んでいてふと思う。歳を重ねると、「間違ってもいいじゃないか」「凡そ合っていればいいじゃないか」「合っていなくても面白ければいいじゃないか」「正しくてつまらないよりは間違って面白ければいいじゃないか」という考え方(自己主義・いい加減)に共感したくなるのかもしれない。
『おじさんの哲学』永江朗
「概要」生田耕作は「多数派はいつも間違える」と語った。鶴見俊輔の帯の惹句には「まじめな人はこわい」とある。高橋源一郎は「わたしたちが目の前にしている「戦争」とは、何だろうか」と問うている。常識と権威の「父」ではなく、あぶなっかしい「兄」でもない、「叔父さん」という存在が、いつの時代にも警鐘を鳴らしてきた。なぜか息苦しい昨今、20人+αの「叔父さん」的著述家の言葉から、いま一度学びたい。彼らの常識にとらわれない図太さ、声高ではない思慮深さがわたしたちには必要だ。
ー「おじさん」の社会的意識
父と兄との間を位置する存在(親父未満・兄貴以上)その存在をどう感じているか著名人の意見が載っている
・のんき(朦朧とすることもある)
・常識にとらわれない(いい加減なところが見える)
・目利き(聞き手上手・相談相手)
・主流から外れたところに立っている(真ん中よりも端っこが好き)
・スノップ(好きなように生きる・自己中心主義・教養人を気取る)
・ヨレヨレの哲学者(真面目で怖い)