@妻の鬱を治す為、森に住むことにした家族。子供達には自由で開放的、だが教育は極めて厳しく、規則正しい暮らしを与えた。家族全員が唯一母親を助ける為、家族が一緒にいることの幸せを映画は魅せる。
世の社会システムから乖離した生活は変人に映るが、自由な生き方(強い人となるには)とは、人として家族として生きてこそ価値があり、自然から「足るを知る」を体験することも大切だと思わせることだ。
『始まりの旅』
アメリカ北西部の森で、独自の教育方針で6人の子どもを育てる父親ベン・キャッシュ(ビゴ・モーテンセン)、子供たちは皆アスリート並みの体力を持ち、6カ国語を話す。さらに長男は、受験した名門大学すべてに合格する。ところがある日、入院中の母レスリーが亡くなり、葬儀に出席しようと初めて森を出る。2400キロ離れたニューメキシコを目指して旅に出る。世間知らずな子供たちは、生まれて初めて経験する現代社会とのギャップに戸惑いながらも、自分らしさを失わずに生きようとするが……。
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