@これからの社会は個人(達人)の才能を発揮する社会になる、と感じる。所謂、「専門家」が専門の事を議論し、改善し、改革していく社会のこと。特に「健康・メンタル」を重視した社会構造が最も相応しい人間社会を求めていくのかと感じた。だが、日本の場合、伝統的な慣習、年配・上司への尊敬・尊厳、さらに既得権など頑なに守ろうとする社会で個人の才能を伸ばすのり代があるかどうかである。「幸福度」が伸びないのはそこにもある。
『ウエルビーイング』日経BP
「概要」 ウェルビーイングとは、ひとが身体的・精神的・社会的に“良好な状態”であることを指す概念です。人生の満足度だけでなく、幸せを生み出している複合的な要素を組み合わせ、一時の感情に左右されない「持続的幸福度」を指標にしていこうと考え出されたものなのです。
ー世界の幸福度(World Happiness Report)
日本は先進国最下位56位、トップはフィンランド、デンマーク、スイス
ー「人間性の競う達人になる」社会
身体の健康から心の健康へ=幸せ・健康・福祉
「幸せな人」創造性が3倍高い、生産性が1.3倍高い、寿命が10年長い
ー4つのマインド(幸福度を高める方法)
「やってみよう」:やりがいや強みを持つ
「ありがとう」:つながりや感謝する気持ちを持つ
「なんとかなる」:前向きかつ楽観的に思うこと
「ありのままに」:自分らしさを保つこと
ーポジティブな感情を持つ
ワクワクすることを計画、行動、感謝を忘れず、ゴールを追求してみること
ー社会の歪み
77年~80年経つと社会に歪みが発生し、混乱する(史実)
限界を迎えつつある資本主義から見えるVUCA(不安社会)
ーソサエティー5.0
狩猟採集社会・農耕社会・産業革命(工業化社会)・情報化社会
ソサエティー5.0とはサイバー空間とフィジカル空間を融合させた人間中心の社会
ー地位財vs非地位財
地位財:金、モノ、地位(他人と比べられる財産)
非地位財:幸せ、健康 (他人と比べるものではなく自分の中で昇華させる財産)
ー心理学「PERMA」幸せ論
「Positive Emotion」ポジティブ感情
「Engagement」何かへの没頭
「Relationship」人との関係
「Meaning」生きる意味
「Accomplishment」達成
ー幸福度=生産性向上(経営への広がり:会社の成長につながる)
OECDの調査報告によると北欧、北米など日本、韓国の幸福度より高い
ー「幸せ」は夫婦円満、家族の幸福度を上げるコツ
「愛の地図を強化する」互いの夢、希望、興味を知ること
「褒める」個性を認め、言葉で褒め、良いことの行動をする
「寄り添う」相手を大事に思えば自分も大切にしてくれる
「影響を受け入れる」譲歩すること
「放置せず解決する」歩み寄り会話・コミュニケーションすること
言ってはならない言葉「勝手にしろ」過度な沈黙
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