先日走った林道三国越線であるが、木屋峠から島ヶ原まで取りあえず、通しで走破したのみである。
国土地理院のweb地図とにらめっこしていて、林道に通じる脇道がいろいろ取り付いているのを見つけた。
今回は東西に伸びる林道三国越線を、南北から攻めてみることにした。
R307-R422-K138へ向かう。 高速ワインディングを走り、多羅尾の中野地区へ。
多羅尾小学校。
立派な校舎だが、2017年度の児童数はわずか9名。 教員は7名。 クラスは4つ。 かつては100名を越える児童が通っていたそうだ。
代官陣屋跡。
春秋のみ公開で、現在は閉鎖。 ケチくさいぞ。
しばらく南下する。
なだらかな登りが続く。 程なく、見覚えのある看板の三叉路。
野殿に出て童仙房方面へ、 先日に寄った韓国仏教・高麗寺への分岐点を今日は信楽町へ向かう。
こんな所にも太陽光発電が。
峠のピークは570mほど。
タイトなコーナーをいくつか抜け、やがて人里へ出る。 またしばらく行くと、さっきの多羅尾小学校の近くに戻って来た。
おっさんが走行中に見る地図はタンクバッグにいれた昭文社のツーリングマップルだけ。 縮尺 140,000:1 のアバウトな地図。
で、事前に国土地理院web と Yahoo!地図等で走りたい道を見ておいて、頭に叩き込む。 たまにミスコースするが、すぐに気付く。
ボーイスカウトと山男時代に培った読図力&人間コンパス搭載機能を使って走る。
林道多羅尾線を東進。
途中に鹿が道路上に出現。 逃げていくのを追いかける形になり、200mほど行ったところで姿を消したので、撮影はできなかった。
多羅尾線を抜け、 御斉(おとき)峠。 以前に2回来た記憶がある。
いつもの如く峠の下りは少しタイトなコーナーが連続する楽しい道。 麓を眺めつつ走る。
御斉峠を降りてR163方面へ。 R163までは距離があるので、脳内地図を頼って行く。
先日降りてきた、林道三国越線の入口に来た。
今度は林道を反対側から登る。 一度走ったので、線形を確認しつつ走る。 勾配は思ったよりも緩やかである。 標高を稼いでいく。
先日と同じ東屋で一服する。 少し眠いので、ベンチでしばし仮眠ZZZ・・・ 15分ほど寝ちゃった。
空が高い。
再び野殿地区に入り、今度はR163方面へ南下する。
タイトなコーナーの連続。
下って行く途中、R163から高山ダム方面K82に分岐する大河原大橋が見える。
R163・押原地区に出る。
少し西進し、R163旧道へ入る。 大河原駐在所前に童仙房の看板。
民宿と高麗寺の看板も。 JR関西本線の踏切を越える。
薄暗い林の中を行く。
交通量はそれなりにある。 郵便屋さんの軽バンがフルスロットルで登ってきたw
やがて先日来た旧野殿童仙房小学校の前に着く。 北大河原方面から登って来て、和束方面へ。
途中にもう1ヶ所、R163へ下る道がある。
切山方面へ向かう。
民家の建て込んだところまで降りてくると、1車線の道なのにバス停がある。 ハイエースクラスの車両なのだろう。
R163に出るすぐ手前で、ラブホの廃屋があった。 人目を気にせずにチェックインするのには好都合であっただろうw
笠置大橋の近くに出る。
R163側には、林道への道路案内看板等は何もない。 ラブホの看板が哀れを誘うのみ。
R163からF62木屋峠の急坂を登り、F5白栖へ向かう。
思えば木屋峠の途中の標識を見て、 ふらりと入ってみたのが今回の林道徘徊の発端。
地元の方々の生活道路でもあるかと思うが、邪魔にならぬようにまた走ってみたい林道群であった。