R9-F(府道)6を南下、F46-F407を北上、R423を南下して天王寺南の峠を越えたところでF732を西進という変態的峠徘徊ルート。
F732堀越峠-R477とF106をクロス、逢坂峠-R173栗栖の道の駅で休憩。
朝9時前に到着したが、駐車場は満車、建物入口には長蛇の列。 朝市の野菜が目的。
列が引いたところで、おっさんも大葉・わらび・実山椒・タマネギをGET。
キャンピングカーで乗り付けて大量購入してた御仁も。 トヨタ・タウンエースバンベース。 ルーフが展開して就寝スペースになるようだ。
こっちはメルセデスベンツベース。 HYMER:ハイマー社はベンツベースのキャンピングカー製作会社の由。 種車は何なのか想像もつかないが。
後方にはバイクも搭載。 SUZUKI FD110LOVE。 タイ国製スズキのホンダカブタイプのビジネスバイク。
HONDA BENRY90。 キャブレター回りがいい味出してる。
栗栖からF602西進。 巨大な変電所が出現。 低いうなり音がしているが、変圧器の励磁音で、電源周波数の2倍の120Hzだそうだ。
F37は狭いが快適なワインディングロード。
この辺は標高は300-500mと低いが、ピークの稜線のきれいな山が多い。
道端にはやや背の高いタンポポが群生しているが、驚いたことに全部が日本タンポポである。
日本タンポポは、茎の上の花がく(総苞片)が花弁にくっついてるが、西洋タンポポは反り返っている。
日本髪がストレートで、西洋髪がパーマをかけていると言えば解りやすいだろうか。
有馬富士公園に寄る。 有馬富士はいわゆる郷土富士のひとつだが、標高374mと本家の10分の1。
F68東進でF12の道の駅に出るが、本日定休日。 道の駅に「多田銀銅山」の案内があったので、少し南下して尋ねてみる。
鎌倉時代から採掘され、江戸時代に秀吉の直轄領となり、代官所も設けられた由。
代官所跡。
採掘坑道に行ってみる。 「青木間歩」 間歩(まぶ)とは「坑道」の意味。
採掘鉱石は、産出量も少なく品位は低いが黄銅鉱・斑銅鉱・方鉛鉱・輝銀鉱・自然銀など。 閉山は何と昭和48年。 詳しくはネット検索してちょうだい。
F12を北上、杉生交差点まで戻ったところで大野山アルプスランドと天文台の標識につられて行ってみる。 F507を西進、入口の看板。
急勾配&ヘアピン道だが、一方通行で対向車が来ないので一所懸命登る。
甲南大学のチェレンコフ望遠鏡も近くにあるのだそうだが、道路からは見えなかった。
宇宙からのガンマ線を検出して、ブラックホールやパルサーの研究に役立つらしい。
昼間や雨天時にはデジタルプラネタリウムが稼動とか。 一度見てみたい。 また来よう。
芝生広場でオフロードライダー氏が昼寝中だが、おっさんは先を急ぐ。
大野山からの下りから下界を望む。 下りはさらに眼が回るようなヘアピンカーブの連続。 何しろ標高差約500mをわずか2km余りの距離で降下する。
杉生まで戻り、F602からもと来た道を逆トレースして帰る。 少々疲れたw