2015年10月以来、2回目のアワイチ。 ビワイチは何度となく行ってるが、久々の淡路島である。
計画してた訳ではなく、早くに眼が覚めたので思いつきw
朝6時前に出発。 R171を南下、猪名川の西詰で一服。
伊丹空港のレーダーが見える。 右の黒い球体はレドームであろう。 頭上を飛行機が離陸。
R2を西へ向かうが、神戸マラソンの開催日で交通規制中。 規制時間ギリギリで通過。 対向車はパトカーと白バイの団体ばかり。
R28で9:10、明石のフェリー乗り場着。 次の便は9:30発。
「まりん・あわじ」が入港。
前輪固定・ハンドル固縛。 奥のオフロード車はヤマハWR125R。 フランスヤマハ製かな? 初めて見た。
人間180人・自転車20台・原付バイク8台搭載可能だが、日曜の朝にもかかわらず人間約30人・自転車3台・バイク3台のみ。
明石港を出ると時速24ノットでぶっ飛ばす。 約45km/h。 双胴船であるが、今日は強風で波が高く、結構揺れる。
明石海峡大橋をくぐり、
岩屋港着。
10:00に走り出す。 2年前は時計回りに走ったので、今回は反時計回りで走ることにする。
逆に回ることで、新たな視点で撮影できるだろうという魂胆。
すぐに道の駅「あわじ」。
明石海峡大橋の巨大なアンカーブロック。
K31を南西へ進む。
百人一首にも歌われてる松帆の浦。 来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ 権中納言定家の歌。
しかし、昔の面影はない。
前にも来た北淡震災記念公園。 野島断層の露頭が保存されている。
定番の玉ねぎGET。 淡路島産の玉ねぎは、もはやブランド化している。 大きいものは1個400gくらいあった。 市場では250g以上がLサイズとされる。
「もみじ」という品種。 糖度が高く、甘いのがブランドたる所以である。
京都のスーパーだと普通のものは数個入りのネット売りだが、淡路島産のは1個単位で百数十円で売られている。
島内の道の駅をはじめ、至る所で玉ねぎを売っているが、ここが一番安かった。 本土の市価の半額くらいのコスパである。
K31を海岸沿いに南西へ。 播磨灘からの北西季節風がまともに横から吹き付け、しばしばバランスを崩す。 直線路をバンクして走るはめにw
波高は2mくらいか。
上画像の中央部を拡大。 道路の上に海側から左上へモヤモヤしたものが見えるが、波の飛沫である。
防波堤を越えて波が道路上にかぶることもしばしば。 波の直撃は免れたが、バイク共々全身潮水だらけになる。
K25にスイッチ、さらに南下する。
丘の上の風力発電機はフル回転。 巨大なプロペラが約3秒で一回転してる。 風速15m/秒はあるだろう。
鳴門海峡を望む道の駅に到着。 潮目は確認できるが、渦潮は見えなかった。
道の駅は玉ねぎ一色。 飲料の自販機までもがw
玉ねぎはおっさんが買ったところより、かなり割高である。 近所のスーパーと大差ない。 観光客目当てであろうと推察する。
近くにある大鳴門橋記念館には、UFOならぬ、たまねぎキャッチャーがあるそうだ。 成功すると、1.5kg相当のたまねぎが進呈されるそうな。
1回100円だそうだが、トライするより普通に買ったほうが良さげな気がする。
K25を東進、福良の道の駅。 鳴門渦潮観光の船が出航。
さらにK25を進むと標高100m程の坂を越え、K76の紀淡海峡沿いを進む。
風は相変わらず強いが、風下側で波は穏やか。
絶景のビューワインディング。 60km/hクルーズw
沼島(ぬしま)を望む。 淡路島のさらに離島だが、学校もある。 対岸からフェリー便がある。
モンキーセンター前を通過。 しばらく行くと、また内陸部へ。
ピークは標高170mほど。 K76は海岸沿いや峠道など変化に富み、飽きることがない。
前回の記事に登場した「ナゾのパラダイス」。 ある種の秘宝館である。
地図のサイトで見ると、「立川水仙郷」に隣接。
UFO神社?
謎のオブジェ群。
洲本市を抜け、遠くから見えてくる仏像。 台座を含めた地表からの高さ100m。
一見寺院のようだが、資産家が建てた私的な博物館と展望台で、宗教法人の施設ではない。
所有者が死亡したので、今は廃墟と化している。 倒壊の危険もあり、対策に悩まされているそうだ。
道の駅「東浦ターミナルパーク」でトイレ休憩。 玉ねぎを買い足す。
以前来た時に、ここだけ道の駅のきっぷを買い忘れたが、そもそも発行してないとのこと。 何のこっちゃw
16:00過ぎに岩屋港着。
次の便は16:40。
隣にはカワサキ・エリミネーター125。
神戸市ナンバー。 ご夫婦でタンデムツーリングだそう。 羨ましいw
帰りの便はバイク4台。 島内ツーリング中のライダーは、ほとんど見掛けなかった。
出航時にちょうど日没を迎える。 この時間、2階デッキは閉鎖されていて、1階客室のガラス越しに撮影。
水滴による乱反射のせいで、きれいに撮影できなかったのは残念。
わずか13分間のサンセットクルーズであった。
明石からは、ひたすらR28-R2-R171を走り、帰京したら20:00。 ヘッドランプをLED化しておいて良かったw
淡路島一周が約160km、滞在時間約6時間。 京都-明石間が往復180km。 アプローチの方が長い。
計340km・フェリーの待ち時間を含んで約14時間の長丁場ツーリングであった。 潮水をかぶったので、早いとこ洗車しなければ。
追記: 買ってきた玉ねぎを素揚げして食す。 調味料は塩だけ。 でも、ホクホクで甘くて美味であった。