2016年の開館時に2度行って以来、3回目の京都てっぱく訪問。
今日は小雨が続く天候なので、JRで行ってきた。
今年2月に開業した梅小路京都西駅。
てっぱくのエントランスまで徒歩2分もかからない。 3連休の中日で、親子連れが多い。 10:00の開館前に着く。
入館券売り場は長蛇の列。
おっさんはセブンイレブンで当日前売券を購入済みなので、 5分も待たずに入館。
展示車両をいたずらに紹介するのは当館の公式HP等にあるので、今回はやめる。
エントランスのC62 26号機。 おっさんが蒸気機関車の顔を撮るのに好きなアングル。
戦時中の駅弁の包み紙。
廣島驛の御茶付辨當。 「道を譲らう 戰力増強の物へ 戰時緊要の人へ」のスローガン。
ワットの蒸気機関の模型。
昭和の駅前の売店。
ダイヤル式の赤電話なんか、今の若者は使い方がわからないであろう。 紙芝居屋の自転車が傍らに。
隣の丹波口駅の旧駅名標。
昔の改札口の頭上の発車時刻表。
どこの駅のものか判らないが、行先からして北陸本線の駅のどこかであろう。 敦賀駅あたりか?
通票閉塞機。 昔の
これでタブレット授受の操作をしなければ、列車はこの先に進めない。
硬券切符の日付印字機。
DATING MACHINE 「デイティングマシン」だが、なぜかローマ字読みで「ダッチングマシン」と呼んでいた。
1976年製のMARS・マルス。 座席予約システムの端末。 43年前である。
国鉄マンだった亡父は、大阪駅の出札掛だったので、この端末も扱っていたのであろうと推察する。
現在のマルスで、切符の擬似発行体験ができる。 もちろん画面タッチ方式。
勿論、切符はダミーである。
展示運転線では、昨年現役引退したC56 160号機の姿。
SLスチーム号として、余生を過ごしている。 下画像はおっさん撮影の昨年5月27日・北びわこ号ラストランを再掲。
https://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20180527000123
おっさんの好きなカマの一つ、大正時代製造の9600形9633号機。 おめかし中である。
同じく大正蒸機の8620形8630号機がいない、と思ってたら・・・。
炭水車(テンダー)のみ発見。
板バネの3軸台車なので間違いない。 奥にいるのはDE10 1156 嵯峨野観光鉄道トロッコ列車の予備機。
第2検修庫を覗いてみるが、そこにも8630号はいない。 が、下画像の右下隅に8630の動輪とおぼしきモノがある。
先ほど9633号機を磨いていた方に聞くと、検修庫では昨年よりC57 1号機が全般検査中。 組み立ての途中であった。
車籍がある機関車なので、定期的に徹底的に分解してメンテナンスを行なう。
やまぐち号はD51 200号機がその間担当するようである。
8630号はボイラーの修理中。 ということは、大阪市のサッパボイラ社に送られているはず。
国内で蒸気機関車のボイラーの修理や検査ができるのは、今やサッパボイラ社しかない。
今回の企画展。 見出し画像を再掲。
御召列車を牽引する蒸気機関車のデフレクタに施された装飾類。
機関車正面の菊の御紋章。
機関車運転台の仕業札等。
明治天皇が日清戦争勝利からの凱旋、東京駅到着の図。
京都駅貴賓室のシャンデリア。
神戸駅の貴賓室。
その他、初代御料車の図面等興味深いものもあったが、撮影禁止。 もらってきたリーフレットも転載禁止なので、お見せできないのが残念。
機関庫にはC51 239号機。
昭和天皇の御召し列車専用機で、昭和3年-28年まで、104回の御召し仕業に就いた。 改元記念仕様で、菊紋とデフの鳳凰装飾が特別装備。
https://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20190426000039
機関車前には親子記念撮影用のお立ち台があり、スタッフが対応していてちょっと非常に邪魔である。
3時間ほど館内をうろうろして、1時過ぎに出る。 出口は旧二条駅舎を移築した建物で、梅小路機関車館時代の展示室が残っているのが嬉しい。
西側はミュージアムショップに改装されてしまった。
ショップでJR路線図のA4クリアファイル購入。 2月16日開業の当駅とJR総持寺駅も掲載済み。 1枚270円は、」ぼったくり価格であるw
公園には京都市電が保存。 というか、梅小路公園の案内所になっていた。 塗装も綺麗である。 これはGOOD JOBである。
梅小路京都西駅は山陰本線初のホームドア設置。 観光客への事故対策であろう。
当駅から丹波口駅方面を撮影。
営業キロは0.8kmだが、ここから見る駅は500mくらいにしか見えない。 駅間の基準点がわからないので、正確な距離は知る由も無い。
YBR号には留守番させて、久々に鉄分補給をしたおっさんであった。