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深夜の上海を歩いていると、ここは何処の国なのか戸惑う事がよくある。当然の事ながら中国だが、街灯に照らされた場所とそうでない部分のコントラストがとても面白い。
大昔の事だが、上海は日本から一番近い西洋と言われていた時代があった。外灘や旧フランス租界を歩くとそれは今でも納得出来る。
深夜の上海の治安は良い方だと思う。ただし、この国の事情を知らない人や写真を撮影する場合は十分注意する事が大事だ。特に日本人が多く泊まっているホテル近辺の路地裏や廃墟は危険だ。また、職質を受ける事が多いのでご注意を!
☆ホテル近辺の路地裏がなぜ危険なのかという質問が来たので明記しておく。特に夜遅く5星ホテルから日本人が一人で出ると後をつけられる事が多い。そのほとんどは、ポン引きだがそうでない場合もあるからだ。高級一眼レフ一台売れば数ヶ月分の月給に相当する事を忘れないでほしい。また、日本人は怒らないという気質も知っているからだ。(情けない事に)
キャノンFD50mm f1.4