海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

仲の良い夫婦 上海

2013-10-03 | 遠い記憶 現代のレンズ

ノーファインダーで撮影。 X-E1にNokton classic 40mm f1.4を付けていたので、フルサイズの40mm画角が頭にあり、APS-Cでは60mmになるという事をすっかり忘れていた結果、足が切れてしまった。日本では中高年夫婦が手を繋いで歩く姿をほとんど見ないが、こちらでは普通によく見かける光景。こちらの女は強いというより強過ぎる。

大昔の事だが、上海は綿と漁業の街だった。当時、綿織物に従事したのは女でその技術は世界でも有名になり一家の稼ぎ頭は女だったようだ。男はというと、力仕事や家事がおもな仕事となり女には頭が上がらなかった。と何かの本で読んだ事がある。そのDNAが今でも残っているのかどうかわからないが、こちらのバレンタインデーは男が女にチョコレートや贈り物をする行事に掏り替っている。

狭い日本だって県民性というのがあるので、こちらでも同じだと思って良い。なので、親しくなった中国人には生まれは何処?と必ず聞くようにしている。切れると恐い女の筆頭は、私の知る限り上海人と武漢人。

X-E1  Nokton classic 40mm f1.4

コメント
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