海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

博物館には必ず蝋人形が

2013-10-21 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

友人の会社の倉庫の近くにイギリスが作った工場跡があるというので行ってみる事に。場所は北外灘の外れで楊樹浦路830号。まるでお城のようなイギリス風建築はすらばしい(上海風日本語)のだが、自由に中を見学する事は出来ない。その横に「上海自来水科技館」という水の博物館があったので入ってみる事に。

 

 

週に2日しか公開しないし時間も午前と午後決められた数時間しか公開してないようなので、きっちり時間を守り13時に行くと13時半からだと制服が言う。前日に友人が開園時間を聞いてくれたのだが、人によって言う事が違うのだ。一番気に入らないのは、ポケットに手を突っ込んだまま、偉そうな態度の目付きの悪い制服を着たババアが私の視界に入ってくる事。

 

 飲料水を売歩くオッサン

 

1996年、私が作品撮影で上海に通っていた時にはまだお湯屋が存在した。それは、水道水を沸騰させ販売していた。

 

 

上海の水に関する資料は、なるほど面白いのだが、全体的に無理矢理に作ってしまった感が否めない。中国の博物館には必ずといってよいほど蝋人形があるのだが、これが不思議と悲壮感が漂っているものばかり。

この博物館から以西の北外灘は、上海市の中心で最後の発展するだろう地域となりそう。

Canon FD50mm f1.8

 

 

コメント (2)
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