海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

セバスチャン サルガドをBunkamuraル シネマで

2015-08-14 | 写真日記

日曜日に渋谷で

日本に帰国したら見ようと思っていたセバスチャン・サルガドを渋谷のルシネマで見た。客の入りは約80%くらい。過去の写真と彼のコメントと動画で構成された映画なのだが、映画のスクリーンで写真を見るのは初めて。でも、やっぱり写真は映画館のスクリーで見るものではない。

今回の映画はヴェンダース監督なのだが、ちょっと退屈な映画だった。良かったのは彼の淡々と語る言葉の方が重みがあった。

サルガドはフィルム時代ライカMを使用していたのだが、最近はキヤノンのデジイチをメインにしているようで、ちょっとびっくり。まぁ、動物を撮るのであればライカMでは厳しいからだろうと思う。一瞬だったが、ズームレンズの先端部分を持って回転させている仕草が見えたが、これはPLフィルターを常用しているからだろう。レンズにフードを取り付けて無い理由もそれでわかった。

コメント (2)
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