日曜日に渋谷で
日本に帰国したら見ようと思っていたセバスチャン・サルガドを渋谷のルシネマで見た。客の入りは約80%くらい。過去の写真と彼のコメントと動画で構成された映画なのだが、映画のスクリーンで写真を見るのは初めて。でも、やっぱり写真は映画館のスクリーで見るものではない。
今回の映画はヴェンダース監督なのだが、ちょっと退屈な映画だった。良かったのは彼の淡々と語る言葉の方が重みがあった。
サルガドはフィルム時代ライカMを使用していたのだが、最近はキヤノンのデジイチをメインにしているようで、ちょっとびっくり。まぁ、動物を撮るのであればライカMでは厳しいからだろうと思う。一瞬だったが、ズームレンズの先端部分を持って回転させている仕草が見えたが、これはPLフィルターを常用しているからだろう。レンズにフードを取り付けて無い理由もそれでわかった。