海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

2週間の隔離が待っている上海に到着 その4

2020-03-15 | 写真日記

2回目の差し入れが届く

 

お一人様炊飯器と蒸器でカレーを

 

自宅隔離生活8日目に突入。元弟子から2回目の差し入れがあり、再び保存食用に具が多すぎるカレーを作り小分けにして冷凍保存。今回から先月日本で購入した「お一人様用ハンディ炊飯器(蒸器)」と「お一人様用超高速弁当箱炊飯器」が活躍。先のハンディ炊飯器は、水蒸気で飯や野菜などの蒸器として使える物で、独り者にはとても便利。朝は、一人用ミキサーで、リンゴやバナナなど果物で手作りミックスジュースを。毎日カレーを食っている訳ではなく、そばなどの麺類や乾燥キノコなどを台所で発掘したので、とりあえず後の1週間は何とかなりそう。

これを書いているのは、14日土曜日の午後。外出してないので何とも言えないが、私の部屋からは相変わらず不気味なほど静か。私が住んでいるアパートは、6階建て24世帯が住んでいるが、人の気配がほとんどしない。おそらく、上海を離れている人も多いのかも知れないが、生活音がほとんど聞こえてこないのだ。

最近の上海は外国人の感染者が入境しているそうで、昨日は6人の感染者が見つかったが、それらすべてヨーロッパのイタリア・フランス・スペインから入国した外国人達で、上海市民の感染者はずっとゼロが続いている。

上海に戻ってから、情報はすべてネット経由でしか得てないが、少しずつ新型コロナウィルスの性質が見えてきているようで、初期に言っていた専門家のコメントもすべてが正しいとは限らない事例もあり、最後は自分で判断し行動するしかない。それと、学者と現場にいる医者は違う存在だと思った方が良い。私はどちらかというと、現場で対応する医者を信じている。すべてではないが、一番信じてはいけないのが、政治家と役人とマスコミだ。

上海に戻って部屋の二つある窓を両方半分開けて、片方の窓は扇風機を外に向けて排気専用に。そしてオイルヒーターと加湿器で室温と湿度を上げている。

☆大事な事は、情報を鵜呑みにせず自分の頭で再考する事。そして、何事もツボを押さえ優先順位を決め、自分で考えて臨機応変な対応をする。これが一番。

 

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以下、上海日本領事館からのメールをコピペ。

●3月13日16時から14日16時にかけて,当館管轄内(上海)で新規確定症例計6例の報告がありましたが,いずれもいわゆる輸入症例でした。新規輸入症例患者の中国への入国ルートは以下のとおりです。
  イタリア発フランス経由浦東空港着
  イタリア発モスクワ経由浦東空港着
  フランス発台北経由浦東空港着
  スペイン発モスクワ経由浦東空港着

●感染の有無を確認している状態(医学観察等)は計1417例残っています。引き続き,感染への警戒を怠らず,自分と周囲の人のために手洗い,マスク着用,咳エチケット等を徹底し,感染予防に努めてください。

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