海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

久しぶりに老師と食事を

2021-03-07 | 写真日記

100年続く名店の2号店で

 

食べかけ画像

 

14ヶ月ぶりに、上海でお世話になっている美術評論家の老師夫妻と夕飯を。老師はアメリカのアート系大学の客員教授だが、新型コロナウイルスの影響で上海便がキャンセルになり8ヶ月ほど上海に戻って来れなかったのだ。上海に戻ってもホテル隔離と自宅隔離期間があり、その後に上海でコロナ患者が16人ほど発生した後に春節期間が訪れ、やっと会える日が来た。

この日も自宅で2時間ほど様々なお茶をいただきながら、新型コロナに対するアメリカ人の考え方や前世紀の上海のアートの歴史や文化の話で終始した。生粋の上海人の彼は美術史家でもあり文化遺物鑑定や博物館学の専門家なので、私の質問にも即答してくれるので本当にありがたい存在。

今の上海市の人口は2000万人と言われているが、上海は昔から生粋の上海人は少なくほとんどが地方から上海に来て住み着いた人達で、その後に各国の租界時代もあり、過去これほど人種が入り混じった都市は中国では珍しい土地柄だ。上海は中国国内で文化の発進基地と言われていて、上海で成功すれば中国の他都市でも成功すると言われている理由がわかるような気がする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする