海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海孔子廟前に新しい壁画が

2024-04-23 | 写真日記

2024.4月18日 iPhoneで

 

2024.4月18日 iPhoneで

 

2024.4月18日 iPhoneで

 

2024.4月18日 iPhoneで

 

老西門駅付近 iPhoneで

 

私の帰国寸前に機材販売会社のスタッフに呼ばれて、また文廟横の孔乙己酒家で夕飯を。数日前に行った時に無かった孔子廟の前の壁にはに新しい壁画が。この壁画の雰囲気は、前世紀のまだ貧しい時代の上海旧城内を描いたもの。

私の親しい上海人は、前世紀に日本へ留学した人や働いていた人が多いので全員が60歳以上の高齢者。1980年代の上海での生活を聞くと、当時の食料は配給制で肉は脂身の多い豚肉がメインで、月に一度くらいしか鶏肉を食えなかったそうだ。その時代の日本はバブル絶頂期だったので、日本に行った中国人達は、寝る時間を惜しんでアルバイトに精を出し、上海で働く1ヶ月分の給料を日本では1日で稼げた時代。

私が初めて上海へ行ったのが1995年。確かその頃は、3Cと言われカラーテレビ・クーラー・車が三種の神器だった時代と聞いている。その後、上海は右肩上がりに豊になりマンションはとんでもなく高騰し、車とマンションを持ってない男は結婚出来ない時代になってしまった。そして、数年前からはデジタル都市上海と言われる街に。

一度高騰してしまった中国のマンションの値段が中々下がらないのは、一ヶ所の販売価格を下げると連鎖的に下げざるをえないからだろうな。そこが、日本と大きく違うところ。

 

 

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