左側の2階が孔乙己酒家本店
右側の2階が孔乙己酒家
何処に行ってもクレーンがフレームイン
孔子の像がある本堂
孔子廟内 1996年撮影
孔子廟内 1996年撮影
孔子廟内の茶館 1996年撮影 誰でも生演奏で歌える茶館 昔は一人の日本人がこの舞台に立ったと聞いている
茶館の外側 1996年撮影 当時の緑茶一杯の値段は確か1元(約13円)
前回からの続き
孔乙己酒家本店に行った時に、現在閉館中の孔子廟の中に特別に入れてもらった。ここに入ったのは十数年ぶりだが、2010年の上海万博前に改装した後からは変わってない。この付近は古本屋街でもあり結構楽しめた場所だが、その後に入園料を取るようになり客は激減した。前世紀は誰でも入る事が出来て、中には茶館もあった地元民の憩いの場だったのだ。この孔子廟の中の茶館を上海人でも知らない人がほとんどだったので、当時の画像は誰も撮ってないし残ってないそうだ。当時はあまりにも日常の風景なので、誰も記録してないのだろうな。確か2006年頃に上海TVが私のドキュメントを撮影した時には、すでに茶館はなく茶器などの展示場になっていた。
当時のメインカメラは、ドレスデン製のNoblex135Uだ。この薄暗い茶館の中でのシャッタースピードはf8で1秒だが、露光時間はシャッターを押してから露光が完了するまで2分30秒もかかる。つまり、最初の半回転はモーターを安定させる為に露光は行われず後半の半回転で露光が終わる。露光中に三脚を蹴飛ばされたり、露光中に人がレンズ前を横切ったりで、60カットほど撮影したが使えるカットは2カットのみだった。
☆すでに私の親しい上海人は、数年間の日本滞在マルチビザを取得している人がほとんど。なので、いつでも日本に行けるので、今度は日本で会おうねという話に。
☆何度も書くが、私は上海を去る訳ではない。少なくても今年は一度上海に戻り成都に行き、来年の年明けには再び上海に戻って来る。