海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

夜上海を撮っていた頃の写真

2024-11-24 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

上海旧城内(老西門付近)

 

過去の画像から

前世紀から夜の上海を撮っていたが、今回は2011年の画像を掲載。その画像を最新のRAW現像ソフトで再現像したが、過去のデータをRAWで保存しておいて良かったと思う一番の理由は、高感度ノイズ処理の進歩だな。

この頃の上海旧城内は街灯も少なく慣れない人にとっては、夜に一人で歩くのは不気味過ぎて怖いと言われていた時代だが、かつて私は一度も怖い思いをした事が無かった。それは、1996年からこの付近の画像を撮っていたからという慣れもある。でも、慣れって一番怖いのだ。すべてでは無いが、過去の思い込みや経験は捨て去る方がイイね。

写真は目の前の瞬間を記録する事だが、条件が悪いのでブレるからとかピントが合わないから撮るのを止めるのではなく、くだらない理屈は捨て去り、その瞬間にシャッターを押せるかどうかだ。この時は、私の横を走り抜けた子供をノーフィンダーで撮影。

☆Canon FD50mm f1.4(補正アダプター付きマウント)

 

 

 

コメント
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