海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

孔乙己酒家(瞿溪路店)

2024-03-20 | 写真日記

乾燥龍眼

 

ピーナツの海苔まぶし

 

臭豆腐(匂い控えめ)

 

筍が一年中メニューにあるのは乾燥させた筍だったのは初めて知った

 

炭酸割り紹興酒は新製品

 

紹興酒プリンは新商品

 

この日、東京から一時帰国した料理人が店に来るので飯を食いに来いと言われ孔乙己酒家で一杯。彼は新橋にある上海料理の名店"鴻運"で働いた後に、現在新小岩で"尚氏私房菜"として独立した料理人。 この日はオーナーと、昨年結婚式を挙げた息子夫婦と料理人と私で紹興料理をいただいた。

この孔乙己酒家は、本店(孔子廟横)と同名の支店と、天山路1111号に今風の"空桑偶得小酒店"が昨年オープン。そして、今までになかった紹興酒の発泡酒と紹興酒で作ったプリンが新しくメニューに加わった。発泡酒はアルコール度8%とビール並の度数で飲みやすい。この孔乙己酒家は、伝統を守りながらも時代に合わせて少しずつ進化しているのが良い。

何事にも飽きっぽい上海人を相手に料理屋を長く続けて行くには、少しずつ時代に合わせて変化して行かないと生き残れない。それと、今の若い人達の味覚も変わっているので、伝統的な上海料理(老上海料理)の甘過ぎる味付けからの変化も必要だろうな。


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