残っているのは老人がほとんど
陽だまりで
立ち退きが完了した家はキャンバスに
孔子廟
孔乙己酒家はまだ開店前
外からガラス越しに中を
昔のままの店がまだ一部残っている
さらに奥の路地裏へ
かつての生活の部屋内部が描かれている廃墟
旧城内の老西門の事を書いているネット記事があり、その中に私と孔乙己酒家との関わりが書かれているとアパートの管理人が教えてくれた。という事もあり、久しぶりに老西門駅から歩いて孔子廟付近に行ってみた。この付近は、前世紀に徹底的に撮影した場所だが、現在はほとんど立ち退きが完了し来年から解体が始まるので立入禁止区域になるそうだ。孔乙己酒家本店は現在も営業しているが、周囲は一部を除いて立ち退きが完了しているのと、文廟も工事中で閉鎖しているのでほとんど人がいない状態。ゆっくりと路を歩いていると、老人が6人ほど陽だまりに集まり日光浴をしていたそばを通り過ぎた後に「あんた日本人?」と中国語で声をかけられた。どうもあの記事を読んだ人のようだ。
細い路地をジグザグに歩き孔子廟の前に辿り着くと、東南アジア系(多分マレーシア)の観光客が集まり孔子廟の前で記念写真を撮影していた。その門を見ると閉ざされたいて、中に入る事が出来ないとの事。そのまま学宮街を左に曲がると孔乙己酒家がひっそりと佇むように見えたが、そのすぐ横は新しいビルが建つようで大きなクレーンが古い屋根の上に見えた。
孔乙己酒家本店は営業時間外だったので外から覗いただけで、過去に撮影した細い路地裏の奥の方まで歩いたが、ほとんどの家屋の入口や窓はセメントで塞がれていて中に入る事は出来ないので壁に描かれた絵を撮っていた。とその時、後ろから「日本人ですか?」と今度は日本語で声をかけられた。彼は前世紀に旧城内に住んでいたようだが、その後は日本に20年ほど住んでいたようで、今は上海に戻っているとの事。彼は久々に日本人と会ったようで、彼が住んでいた池袋と日本の今の現状を私から聞き懐かしがっていた。彼は、日本に遊びに行きたいのだが、ビザが取れないのだそうだ。彼が日本に住んでいた時期は、ちょうど日本のバブル時期。当時日本でのバイト料は、一日働くと上海で一ヶ月分の給料と同等だった時代。なので、彼らにとっては働く事が楽しくて寝る時間も惜しんだ時代。そんな上海人は私の周りには多くいるが、今は全員が60歳を超えている。そんな時代もあったよなと思い出した日だった。
☆この日は、GFX50SIIとElmar50mm f2.8 やっぱりこのレンズはトーンの再現性やボケ足の長さが抜群にイイね。ライカのレンズは、1970年代以前に設計製造されたレンズが一番良いかも。今現在私が所有するライカの50mmは3本。Summicron-R 50mm f2(二世代目)とSummarit5cm f1.5、そしてこのElmar50mm f2.8(初代)だが、それぞれ撮影内容によって使い分けている。でも、一本選べと言われたらこのエルマーかな。
☆自民党の神田憲次が税金滞納の記事。面白いねぇ、コイツは国の財務を担当する現役の副大臣の政治屋でもあり税理士だぜ。そして、言い訳が呆れるし人相悪過ぎ。人の顔や雰囲気は、今のその人の本心を表していると言われているが、見抜けない事も多い。それは、詐欺師と言われる奴を見ればわかりやすい。詐欺師が一瞬にして詐欺師に見えたら、詐欺は成立しなくなるからね。神田憲次に一票入れた愛知県民は詐欺にあったようなもの。次の選挙で神田憲次が当選するような事があれば愛知の恥。世界の政治の民主主義ランキングというのがあるが、興味があれば調べてみると面白いよ。今現在の日本は、政治後進国なのだ。→コレ
その老西門の記事が見られるのだったら読みたいです。
中国語でも大丈夫、電子辞書のおチカラで。
孔乙己酒家は2度行っただけですが路地は何度も通りました。
文房具屋があったかな、かごに子犬が売ってたかな。
かいはらさんのブログを読んで写真を見て懐かしい気持ちになりますが、中国への旅行は今のところ現実的ではないです。
新民周刊2023-09-17 12:25の記事です。
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1777257353374827285&wfr=spider&for=pc
元々この地域は、花鳥市場や古本の市場があった場所で、孔子廟の隣に位置します。
今、中国へビザ無しで行く方法は、トランジットを使うしかありません。この方法を使えば4-5日は滞在可能です。