路上時計修理屋
回転式パノラマカメラNoblex135UからフジのパノラマカメラTX-1に変えて何が大きく変わったかというと、気軽に手持ちで撮影出来る事と被写体に寄れる事だ。Noblex135Uは固定焦点なのでピント調整機能は無し。ピントは絞りで稼ぐしかないので、被写界深度を利用し絞りはいつもf8で固定常用。これで、約1.8mから∞までほぼパンフォーカス。TX-1の45mm f4は、70cmまで距離計が連動できるので、さらに撮影範囲が広がった。
来週上海のFujifilmから、GFX50Sをしばらく借りる事になっている。そのGFXは、TX-1と同じ24x65mmのフォーマットが選べるので、試写するつもり。前々から頭の中でパノラマへ回帰せよと、天からのささやきが聞こえて来ていて、ずっと気になっていたのだ。
TX-1 45mm f4
浦東のフェリー乗場 1997年撮影
浦東と浦西を繋ぐフェリー乗場の、浦東側で撮影したのは1997年の年末。何度もこの場所で撮影したのだが、背景がイマイチ良くないのですべてボツに。この日の朝は桟橋に大きな船が横付けしていたので、外灘側から急いでフェリーに乗り、浦東の船着き場で撮りまくった。このフェリーは通勤に使う人も多く、朝夕は超満員状態。当時、浦東と浦西への移動手段は、このフェリーが一番安くて早かったのだ。
☆Noblex135U
東京から上海に戻って来た後、大陸の風邪をいただきしばらく寝込んでいた。
Elmar 5cm f3.5 1938年製
パスポートを更新したので、公安局や就業証やビザなどの更新手続きで二日もかかってしまった。最終的に終了するのは約10日後で、その間パスポートは無い状態。その変わりになる顔写真入りの紙切れをもらったのだが、これがまったく役に立たず携帯電話の更新窓口で拒否された。
自宅のアパート前の壁は、夕日の木漏れ日が美しい。エルマー5cm f3.5はノンコートで戦前に製造されたレンズなのだが、トゲトゲしい最近のデジタル用レンズと違って描写が軟らかく美しい。
☆Elmar 5cm f3.5＋α7Ⅱ
