西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

JR西宮駅すぐの一等地に、平屋しか建てられない土地を大量に作ります!←・・・こんな提案には到底、賛同できません!+1

2018-09-19 15:09:14 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

また、こんなニュースが...
しかし、ほんま、なんちゅう。。。
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元西宮市議の男性 預かり金の一部を不正流用か@サンテレビ

  ↑
なお当該人物は、7年以上前の西宮市議会議員選挙で落選しています。
そういう意味で「市議としての適格性については、既に、市民による適正な判断が下されている!」と言えるかな、と。
そんなこんなもあって、個人的に、彼については「元議員」というよりは「市民オンブズマン兵庫の世話人代表」であるという意識の方が強いんですよね。
ちなみに市民オンブズマン兵庫のHPによると、この件が報道される直前に「体調不良」を理由に辞任しているそうな。
これじゃ「政治・行政の見張り番」という看板にも泥が付きまくりなわけで、つくづく多くの方にとって迷惑な話やな...と。
  ↓


さて本題。
本日は9月議会×定例会の6日目、様々な議案についての賛否を問われることになりました。
で、まずは、私が所属する会派・ぜんしんが反対した、議案第527号「西宮市地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例」制定の件についてのご報告をば。


えらい長い名前ですが、これ要するに

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●JR西宮駅南西地区について
●卸売市場部分の容積率を300%から80%に引き下げ!
●その部分の容積率を隣接地に移転し、高層ビルを建設!!
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ということを主な目的とした条例ですね。
これによって事実上、卸売市場部分の土地には2階建て以上の建物は建てられなくなります。
そういう事実も踏まえて、私が議場で述べた反対理由は以下の通り。
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会派・ぜんしんは議案第527号「西宮市地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例」制定の件について反対します。
以下、理由を申し上げます。

当該条例はJR西宮駅南西の現在地で卸売市場を再整備することを前提に、卸売市場部分の容積率を現在の300%から80%に引き下げると共に、その容積率を隣接部分に移転するものです。
しかしながら私共は、そもそも卸売市場の継続性・流通拠点としての必要性に強い疑問を持っており、再整備事業自体に反対する立場にあります。
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(反対している理由の詳細については以下のリンク先をご覧ください。
 市政報告53号(2018年4月発行)×左面 )


当該条例は、なにがなんでも現在地で卸売市場を再整備しようとするがために、当該土地の価値を大幅に棄損させる内容です。
この条例が可決された場合、将来、卸売市場の経営が行き詰ったとしても、土地本来の価値に相応しい形で、土地を活用することは不可能になります。

厳しい財政状況の中、多くの大規模事業について、その必要性・優先順位等を精査することもなく、ただただ前に進めようとする市の姿勢は、将来に大きな負の遺産を残すものであり、私どもは、そのような市政運営を見過ごすわけにはいきません。
以上の理由から、会派・ぜんしんは議案第527号に反対します。
以上、反対討論といたします。

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なお残念ながら当該議案は賛成29:反対9:退場1の賛成多数で可決されてしまいました。
反対したのは私が所属する会派・ぜんしんと、維新プラスの議員でした(退場は無所属議員)。
可決されてしまったのは残念ですが、これからも是々非々の姿勢で賛否を示していくことで、少しでも市政を自分が良いと信じる方向に持って行くことが出来るよう頑張ります。

で、もう一つの報告事項は、阪神西宮駅への観光案内所設置について。
一度は葬り去ったかに見えた当該案について、どうも市は諦めていないような...という展開があったのは既報の通り。
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【ご参考】
柿の葉寿司を売ることが出来る場所で、限定されて販売できなかった商品ってなんなんやろ。つくづく、私には産業文化局の言っていることは理解できません...@2018年8月のブログ

で、危惧していた通り、9月議会の補正予算で再度、同様の内容が提出されてきました。
ただし新しい内容には
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●【前回】全額市負担で整備⇒【今回】初期費用の一部を民間事業者にも負担してもらう
●【前回】目標数値自体、設定しない⇒【今回】目標数値を設定し、クリアできない場合には閉鎖も検討する
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といった形で、私達の主張が反映された点もあったことから、今回の提案には賛成しました。
ただ今回の一連の過程で、行政との間の信頼関係は、根本的なところが壊れてしまったと思っています。
とても残念なことですが。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。