西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

答弁通りに進めば、ほぼ100点。市保有施設の使用料公平化がグッと前に進みそうです!

2019-08-22 17:04:16 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

この考えはなかったな...
他の対策に興味のある向きは、以下のリンク先をどうぞ。
 ↓
「煽られる事が全くなくなりました」みんなが編み出した煽り運転対策が強い7選

さて本題、一般質問のご報告の続きです。
今日は、前回ブログの内容を受けての具体的な質疑についてですよ。
分かりやすくするために前回張り付けた資料も、も一度上げておきますね。
それでは、どうぞ。
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【質問①】
すこやかケア西宮のうち、使用料を100%減免して社会福祉事業団に貸し出している部分について、減免率を見直すべきと考えるが、どうか?
また、すこやかケア西宮全体について、非公募による社会福祉事業団への委託を改め、公募すべきと考えるが、どうか?
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【答弁①】
~すこやかケアの説明と、ここまでの経緯など~
近年では自主整備した入所施設において在宅サービスを提供し、一体的に運営している法人もあり、これらの施設との均衡を図っていくことが望ましいとの観点から、当該施設を使用している法人と使用料の減免に関して協議を始めてまいります。
また、現在、非公募で指定管理事業者を選定している介護老人保健施設「すこやかケア西宮」の選定方法の在り方につきましては、当初に整備した際の経緯や在宅サービスとの一体的な運営、複合施設であることの問題等の課題を整理して、公募も含めた、よりよい方法について検討してまいります。 


【質問②】
西宮恵泉・にしのみや聖徳園・名塩さくら苑・シルバーコースト甲子園の減免率を見直すべく、協議に入るべきと考えるが、どうか?
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【答弁②】
これら4箇所の特別養護老人ホーム(以下、「特養」と申し上げます。)は、介護保険制度が発足した平成12年前後に開設された施設でございます。
市では制度実施に合わせて早急にサービス資源の充実を図る必要があったことから、事業者が参入しやすい環境をつくるため、条例に基づき、市有地を無償貸与するという手法を採ってまいりました。
なお、その期間は当該市有地を特養事業の用に供する間としておりました。

その後、一定の施設整備が進んできたことや他の介護保険サービスとの公平性の観点から、平成25年度に要綱を制定し、以降に整備された特養については、市有地の貸付料を概ね半額減免とするよう運用の見直しを実施いたしました。
このように、現在、特養用地としての市有地貸付料には、その時々の社会情勢を背景にした2つの取扱いが存在しております。
議員ご指摘のとおり、同種の施設に係る使用料負担の取扱いは単一であることが望ましいことから、市では、まずはこれら4箇所の特養の運営法人と協議の場を持ちたいと考えております。
その際には、特養を整備した当時の経緯や現在の施設の運営状況なども勘案しながら、協議してまいります。

【まとめて要望】
ご答弁ありがとうございました。
すこやかケア西宮については、同種の他「の施設との均衡を図っていくことが望ましいとの観点から、当該施設を使用している法人と使用料の減免に関して協議を始めてまいります」とのことでした。
また西宮恵泉・にしのみや聖徳園・名塩さくら苑・シルバーコースト甲子園については「同種の施設に係る使用料負担の取扱いは単一であることが望ましいことから、市では、まずはこれら4箇所の特養の運営法人と協議の場を持ちたいと考えております」とのご答弁でした。
高く評価します。

施設それぞれに事情があることは事実でしょう。
しかしながら、それだけを理由に減免を続けるようでは、答弁にあった通り「公平性・公正性を欠く可能性も否定でき」ませんし、影響する金額も大きすぎます。
しっかり協議を進めて頂くよう要望します。

併せて、もう一件、指摘しておきます。
今回は時間の関係上、取り上げませんでしたが、他にも包括外部監査で同様の問題を指摘されている施設等が存在します。
これらについても協議を進め、しかるべき形に改めて頂きたい。
また介護老人保健施設「すこやかケア西宮」の選定につきましては、こちらもご答弁にありました通り、「公募も含めて、よりよい方法について検討して」頂きたい。
要望しておきます。
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きわめて前向きな方向で、答弁が返ってきたのは喜ばしいことですね。
その後、答弁通り、協議が始められたとも聞いています。
施設間の公平性・市の財源確保という両面から、この問題、しっかり追いかけてまいります!
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。