きっかけは知人のSNSの投稿で、尼崎市の活動を知ったことでした。
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「学校に行きづらいあなたへ」キャンペーン
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「夏休み明けに自殺する子どもたちが増加するとのデータが」あることを受けて、尼崎市で始められたという、このキャンペーン。
「来週から学校が始まりますが、図書館、生涯学習プラザなど市内26カ所の施設などで子どもたちを受け入れる」という内容だそうです。
同様の内容を実施するためには、
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●市が保有する施設で、子供を積極的に受け入れることが前提
⇒民間で、こうした取組みを積極的に進めておられる方々とも連携していくことが望ましい
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ですし、一朝一夕で出来る話ではないですよね。
いろいろ進んだ取組を始めてる印象が強いよな、最近の尼崎市...
学校に行きづらい...という思いを抱える子供たちのことを考えると、夏休みが終わる、この時期にこうした取組みを進めることの意味は、とても大きいと思います。
一方で、上に書いたような前提の話もあり、にわか仕込みで満足できる形になるようなものでもありません。
とはいえ遅くても、足りない点が多々あっても、取組みを始めることこそ重要と思い、市と協議した結果、西宮市HPで以下の広報が行われることになりました。
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2学期を迎える児童・生徒の皆さんへ
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これより下に主な相談機関が書かれている感じですね。
内容的には急ごしらえの観がぬぐえませんし、もっと充実しなければならない面が多々あります。
そもそも居場所づくりではなく、相談機関の紹介がメインになっているところから考えても、市の考えの前提には「学校に行くのが当たり前!」という考えが拭いがたくあるようにも感じています。
一方で、私が情報を入手したのは先週末で、協議を始めたのは月曜日から。
この短期間で、なんらかの形で対応してくれたことは一定評価できるものだと考えています。
様々な形で、不登校児童・生徒のための相談先の確保・居場所づくりと、それを多くの方に知って頂くための取組を進めたい。
そう思っています。
微力ではありますが、力を尽くしてまいります。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。