西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

ICTの活用は、保育所の業務効率化に直結するし、それは保育士が子供たちと向き合う時間を増やすことにつながる。ならば、こういう取組を進めない手はないと思うわけで。

2021-07-28 16:19:35 | すべての人にやさしいまちを実現するために

市内における、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が昨日46名・本日43名と明らかに増加傾向にあるような…
年齢も「特定の年齢層が中心...」という感じではなくなってきているあたり、首都圏をはじめとした他の感染者数が増加傾向にある地域と同じ傾向を感じますね。
改めて、できる範囲での対策の徹底をお願いします。
 ↓
市内の感染状況|西宮市ホームページ (nishi.or.jp)

さて本題。
前回ブログに引き続き、6月議会でのご報告の続きをしようかと思っていたのですが、ちょっと別のお話など。
「使用済みおむつを保護者に持って帰ってもらうために、保育士が名前別に使用済みおむつを仕分けなおすというのも、手間ですよね…」という話との関連で、少し思うところがありまして。

「ICTを活用することで、保育業務は格段に効率化できる。そして保育業務の効率化は、保育士が子供たちと向き合う時間を増やすことに直結する!」と具体的な事例も交えて主張する、この本、なかなか興味深い内容だったんですよ。
 ↓


同書籍の発行は2020年12月なので、読んだのは確か、今年の初め頃。
それ以来、「保育現場へのICTの導入!」という取組を先駆的に進めている自治体はないものか…と、意識してアンテナを張っていました。
すると、愛知県豊田市で「公立こども園へのICTの導入」が進められていることを発見!
先方に資料請求して得た内容によると以下のスケジュールで動いているとのことで、これは気になる...
 ↓
■■■■■■■■■■
【令和元年度】
10園において、導入に向けた実証実験を実施
登降園管理機能・保護者連絡機能・児童健康情報管理機能等の効果検証

【令和2年度】
7~3月 実証実験の継続(3園)
7~9月 システム仕様検討
1月~  無線環境整備(令和3年度1月まで)

【令和3年度】
4月上旬 3園に導入
1月下旬 全園展開完了
■■■■■■■■■■
 ↑
実証実験を一定期間、行ったうえで本格展開に至ったということは「これはイケる!」と判断したということなのでしょうね。
ちなみに、同じく先方から頂いた資料には「ICT化できる業務と事務削減の内容」として以下の内容が示されています。
 ↓


こちらに記載されている内容については、西宮市においても一部システムが導入されているものもあるとのこと。
一方で、それについての現場の感想とか、費用対効果的なものについては、あまり、きちんと把握されていない印象を受けています。
またシステムも自己開発したものを使っていたり、それ専用のシステムを借りていたりと、かなりバラバラになっているような…
というわけで、まずは全容を把握したいと思っています。

システム化を進めることで現場の負担感が減り、より子供と向き合う時間が増えるなら、これに越したことはありませんよね。
というわけで、この話、少し掘っていきたいと思っています。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。